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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2003年7月13日発行
第402号


ゆかた姿で有事法制反対!!
7月7日、区民の会が戸越公園商店街をパレード

 国会では、米英軍によるイラク軍事占領を支援するための特別法案が参院で審議されています。アメリカはますます一国主義を強めていますが、その一方で、日本国内でもアメリカの引き起こす戦争への協力に反対する世論・運動が各地で盛り上がっています。


戸越公園駅付近を行進する区民の会のパレード みやざき撮影

本共産党は6月議会の一般質問で、イラク軍事占領支援法案に反対を表明するよう高橋区長に求めました。しかし、高橋区長の答弁は、「国政問題なので意見は差し控えたい」にとどまりました。地方自治体といえど、長たるものは日本の平和を脅かす法案には意見を言うべきではないでしょうか。

7月7日、桜井恵子前共産党区議や北野富江前ネット区議らが呼びかけた超党派の「有事法制に反対する区民の会」が、戸越公園から二葉公園まで商店街をパレード。およそ90名が参加しました。ゆかた姿の女性も行進しました。

ひとり70万円 海外視察は必要なし!!
自民党の提案に共産党は反対

 自民党区議団が議会運営委員会に今年度の海外調査 (海外視察)実施を提案、実施するかどうか協議しています。今年度予算では、すでに560万円 (一人あたり70万円)の予算が組まれています。ちなみに、昨年海外視察を実施したのは品川区議会を含め23区で4区だけです。

民党の提案は、1.小中連携、学力定着度調査でロンドン、2. 街づくりNPO、公共住宅でニューヨーク州など5都市を視察するものです。

本共産党は、自民党案では区議会で申し合わせている海外調査の緊急性、重要性が見当たらない。不況で区民のくらしは大変、莫大な税金を使う海外調査は実施すべきでないーと反対。どうしても海外調査をしたいというなら、各会派に支給される政務調査費(議員一人当たり月額19万円)を充てるべきだと主張しました。

会運営委員会では、区民連合(民主党など)、無所属の会(藤原正則議員、西本貴子議員などで構成)が海外調査に賛成。一方、実施に慎重な意見は共産党以外からも出されました。次回の議運委員会でさらに論議します。

らに、文教委員会でも自民党議員が、毎年行っている国内の視察を海外調査にするよう主張しました。自民党は、なにが何でも海外調査を実施したいという考え方なのでしょうか。みなさんはいかがお考えですか?