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2003年11月23日発行 第418号 |
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切実な区民の願いを96項目にまとめて 先月31日、日本共産党品川地区委員会と区議団は高橋区長に対して「2004年度予算要望書」を提出しました。昨年度決算審議が終了し、すでに来年度予算作成の作業が始まっています。申し入れには、企画部長、企画財政課長、広報公聴課長も同席しました。
今回提出した予算要望は、この間党区議団が区民のみなさんからうかがったご意見・ご要望をまとめたものです。 8月の完全失業者数は333万人…暮らしが大変なのに小泉自民・公明政権は健康保険本人の窓口負担を2割から3割、年金の0・9%給付削減など社会保障を後退させました。 高橋区長は、特養老人ホーム入所待機者が721名もいるのに高額な利用料のケアホームしかつくらない。住宅も昨年度の平均倍率は88倍にもなったのに増設は家賃の高い区民住宅だけ。 日本共産党は、高橋区長に対して大崎駅周辺やJR大井工場地域など大規模開発の税金のムダ遣いを見直すとともに、区民の暮らしと営業を支える施策の充実、570億円の基金を活用して区営住宅や特養老人ホームの建設など区民要望を実現することと区内中小業者の仕事を確保するよう求めています。 具体的要望を一部紹介します。 提出した具体的な要望 1.借り換え保証制度の活用 2.介護保険料減免の条件緩和と利用料の減額 3.都南病院の跡地を含め特養老人ホームの増設 4.学童保育クラブの存続 5.乳幼児医療費助成の所得制限撤廃 6.大崎駅西口中地区などムダな大規模再開発の中止 7.調整池、貯留管、浸透施設設置など水害対策の総合計画策定 8.区営住宅の増設。高齢者・障害者・ひとり親家庭の家賃補助の継続 9.戸建・共同住宅の耐震診断・補強工事に助成制度の創設 10.三十人学級の早期実現 11.地域の合意がない小中一貫校計画の見直し 12.アルゼンチン債の損害は購入した相見元助役に賠償させること ― など96項目です。 個人住宅・マンションの耐震診断・工事に支援を みやざきが本会議質問 11月20日から区議会第4回定例会が始まりました。私(みやざき)が日本共産党区議団を代表して以下の内容で一般質問を行いました。なお、答弁は次回紹介します。 1.大地震から区民の命を守るため、住宅、マンションの耐震診断・補強に思い切った支援援を 1.耐震補強の支援は、個人住宅とともにマンションや民間の保育園、病院なども対象とし、耐震診断と補強工事に支援を。3.高齢者・障害者・低所得者世帯に緊急対策として家具転倒防止器具の設置を。 2.資金繰りに悩む中小企業に、国の借り換え保証制度の普及を 1.借り換え保証制度の普及と積極的活用を。また、制度を周知徹底するとともに相談体制の充実、利用状況の調査を。国に制度の枠拡大、期間延長を求めること。2.借り換え融資制度を利用できない業者に対して、区として特別措置などの対応を 3.防災センター3階ロビー・第三庁舎講堂の区民開放を 1.防災センターの3階ロビー、第三庁舎の講堂など区施設の区民利用の拡大を 4.税金の使い方を公共事業中心から暮らし・営業支援に消費税増税に反対を 1.消費税の免税点引き下げによる区内中小業者への影響および消費税について区長の見解 |