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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2004年1月11日発行
第424号


生保受け付け改善、区営住宅増設等求め
品川生活と健康を守る会  6項目重点要求を提出

 品川生活と健康を守る会は先月24日、高橋区長に対する6項目からなる『二〇〇四年度予算に対する重点要求』を提出しました。申し入れには守る会から田口会長など役員4名が参加、私(みやざき)も同席しました。区側は濱野助役が対応しました。(ウラ面に重点要求の要旨を掲載)


濱野助役に重点要求を手渡す守る会の田口会長(中央)

 守る会は、毎年品川区に対して予算要望を提出しており、昨年の要望では緊急通報システムの防水型導入が実現しています。 今回提出した要求は、所得の低い方々に焦点を当て、生活保護の申請受け付けの改善と介護保険料減額制度の基準改善、区営住宅増設など重点6項目に絞っています。濱野助役は検討するとのべました。

 不況と負担増により、生活が立ち行かなくなる方が増えています。品川区は生保希望者に対して財産や病状などを事前に調査、窓口が「必要」と認めた場合のみ申請書を渡しています。そうしたなか生活保護の適応にもかかわらず申請書ももらえない事態も多く発生しています。品川区のやり方は法に基づく申請権を保障したものといえません。

 また、西大井6丁目区営住宅38戸の募集に1188名が応募。都営住宅が建設されないなか、多くの区民が区営住宅に期待しています。今回の「重点要求」は区民の切実な願いです。

二〇〇四年度予算に対する重点要求(要旨)

二〇〇三年十二月二十四日
    品川生活と健康を守る会
品川区長 高橋久二殿

1 生活保護の申請を希望する人に申請書を渡し、無条件 で申請を受け付けるよう改めること。申請受理前に預貯 金、病状などの調査を行うことをただちにやめること。
2 生活保護の法外援護(見舞金)を復活し、現金で支給す ること。入浴券支給は削減しないこと。
3 介護保険料の低所得者に対する減額制度の所得基準を 引き上げること。
4 高齢者、障害者、ひとり親家庭の民間賃貸住宅家賃等 助成制度を存続すること。
5 母と子の栄養補給のための母子栄養食品制度の周知を 図り、牛乳の支給を復活すること。
6 区営住宅をたくさん建設すること。

29号線計画の廃止求める声を東京都に届けましょう

 当ニュース前号でお知らせしましたが、都は補助29号線計画の先延ばしを含む都市計画道路事業化(着手)計画案を発表しました。

 都市計画局は3月の正式決定に向けて都民の意見を募集しています。みなさん、計画廃止を求める声を届けましょう。なお、「記載例」は参考です。書式は問いません。1月30日必着です。

29号線計画反対の意見はこちらに
郵 送 〒163-8001(郵便番号を記載すれば住所は不要)
     東京都都市計画局都市基盤部街路計画課
     「区部における都市計画道路の整備方針」担当あて
Eメール 都市計画局ホームページから送信できます。
     http://www.toshikei.metro.tokyo.jp