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2004年1月25日発行 第426号 |
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本会議で質問 展示室・ホールが不足…
昨年の第4回定例会本会議で、私(みやざき)は「区施設を利用しやすくして」との要望を取り上げ、特に、防災センターロビーと第三庁舎(旧労政会館)講堂の区民への開放を求めました。 区民ギャラリーの利用料は高すぎる 区内の施設については高い利用料や適当な広さがない、などの問題が指摘されています。 平和のための戦争資料展は、区民などでつくる実行委員会が毎年夏に中小企業センター1階の展示室で開催していましたが、この展示室が別の目的に変更され利用できなくなったため、昨年は「区民ギャラリー」で6日間開催しました。 ところが、区民ギャラリーはイトーヨーカドー8階にあるため区民から分かりにくいうえ、利用料は1日1万2千円もかかりました。中小企業センター展示室では1日7300円だったので1日あたり4千7百円もの負担増です。戦争資料展の関係者は「入場料を取らない催し物には大きな負担だ」と悲鳴を上げています。 また、毎年近隣自治体の展示場で書道展を開催しているグループの方は、「自分たちにとって、きゅりあんイベントホールでは料金も高いが広すぎるし、O美術館や区民ギャラーは狭すぎる。いろいろの広さにして使える会場がほしい」と話します。 区の利用に限定し、施設を遊ばせておくなんて理解できますか? 防災センターロビーと第三庁舎講堂は便利の良い場所にありながら、「遊んでいる」のです。 防災センターロビーは、防災ポスター展など防災に関わる企画が中心で過去3年間の実績は01年9件、02年13件、03年13件だけ。最近は環境啓発や人権啓発、市町村交流展示等にも活用していますが、中小企業センターにあった展示室(年間190回)と比べても、まだまだ有効活用の余地はあります。 一方、第3庁舎講堂は職員の利用に限定。利用実態は昨年9月、10月の2ヶ月で職員研修や講演会でそれぞれ14回と16回だけ。夜間は2回、土曜日曜は1回のみでした。なぜ、区の利用に限定するのでしょうか。 ちなみに、区内には舞台のあるホールはきゅりあんの大小2つのホールと荏原文化センターの3ヶ所しかなく、しかも、きゅりあんの大ホールは夜間使用料金は土日で12万9千円超。小ホールは4万4千円超。荏原文化センター夜間使用料金は2万7千円超といずれも高額です。 私の質問に対して区は拒否の答弁でしたが、引き続き要望していきます。
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