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2004年4月25日発行 第439号 |
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29号線の事業化くい止めた 東京都都市計画局(現・都市整備局)は先月17日、今後12年間の「区部における都市計画道路の整備方針」を発表。補助29号線計画は「事業化の先延ばし」となりました。29号線計画の廃止を求めてきた住民運動が都・区などの動きを抑えて事業化をストップしました。
「区部における都市計画道路の整備方針」は、平成16年度からの12年間に優先的に整備すべき路線を指定したもの。208区間、約130qにのぼります。このなかで、補助29号線は「住民の合意ができたら事業化する路線」という位置づけ。つまり「工事は着手せず、現状のまま先延ばし」ということです。 同方針では、品川区内は6区間の事業化計画ですが、特に、放射2号線(平塚橋交差点〜西五反田間の中原街道のバイパス)は住宅地を突き抜けるのに、住民にはまともに説明されないまま決定されるなど、大きな問題も含まれています。 補助29号線計画について、住民と品川区議会の意思は「計画の廃止」で明確です。しかし、区は「(計画廃止の)請願の趣旨を踏まえ都に働きかける」としてきたこれまでの態度を、昨年の11月の議会で公明党議員の質問に答える形で「住民の理解を得てすすめる」に変えました。 このように、都の計画決定を前にして29号線推進の「逆流」が強まるなか、計画を先延ばしさせ事業化をストップすることができたのは、署名や都への要請など住民運動の成果です。 今回決定された「方針」は今後12年間の計画です。29号線の計画そのものを廃止させるまで運動を継続していきましょう。
「区部における都市計画道路の整備方針」は、平成16年度からの12年間に優先的に整備すべき路線を指定したもの。208区間、約130qにのぼります。このなかで、補助29号線は「住民の合意ができたら事業化する路線」という位置づけ。つまり「工事は着手せず、現状のまま先延ばし」ということです。 同方針では、品川区内は6区間の事業化計画ですが、特に、放射2号線(平塚橋交差点〜西五反田間の中原街道のバイパス)は住宅地を突き抜けるのに、住民にはまともに説明されないまま決定されるなど、大きな問題も含まれています。 補助29号線計画について、住民と品川区議会の意思は「計画の廃止」で明確です。しかし、区は「(計画廃止の)請願の趣旨を踏まえ都に働きかける」としてきたこれまでの態度を、昨年の11月の議会で公明党議員の質問に答える形で「住民の理解を得てすすめる」に変えました。 このように、都の計画決定を前にして29号線推進の「逆流」が強まるなか、計画を先延ばしさせ事業化をストップすることができたのは、署名や都への要請など住民運動の成果です。 今回決定された「方針」は今後12年間の計画です。29号線の計画そのものを廃止させるまで運動を継続していきましょう。 29号線をめぐる主な経過(宮崎作成)
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