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2004年9月12日発行 第453号 |
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つめこみ、差別・選別をいっそう加速… 過去最悪の校内暴力、いじめの増加…学校めぐる深刻な実態に、東京新聞は「背景は習熟度別学級の導入で早い段階からの過剰なストレス」(8/28付け)と指摘しています。一方、品川区は「小中一貫教育」を全校に導入する方針。父母や教育関係者からは子どもたちにストレスを増やすのではと異論が出されています。拙速なやり方はやめるべきです。 品川区教育委員会の計画は、大崎地区(第二日野小と日野中、H18年開設)と大井地区(伊藤中と原小、H19年開設)への小中一貫校設置だけでなく、H18年度から区内全小中学校で「小中一貫教育」を実施するというものです。 区教委は、小中一貫教育は しかし、実際の教育はどうなるでしょうか。 まず、いっそう「つめこみ教育」が加速します。区教委の説明では、小中一貫教育で3・4年生の国語の授業時間は年間50時間増やし、漢字は中学卒業までを1年生で終えるよう2年前倒しする。算数・数学も3・4年生では55時間増やし毎日授業を行う。こうして、1〜9年生(これまでの中学3年生)までの授業時間を通常より週2時間程度増やすというのです。 さらに、子どもを差別・選別することになります。小学5年生からの「個性・能力を伸ばす教育」、「ステップアップ学習」の導入とは、「できる子・できない子」に振り分けてできる子はどんどん先に進める(エリート教育)ことになります。 国連の子どもの権利委員会では日本の競争教育を批判、改善を求めているのにこれでいいのでしょうか。
区政に対する要望をお寄せください 9月22日より区議会第3回定例会が始まります。昨年度の決算審議が中心議題。他の議案は13日に配布されます。決算審議のなかで住民要望を反映させ、実現のためにがんばります。区政に対する要望をお寄せください。 日本共産党の本会議一般質問は、南恵子議員が22日に、 |