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2004年9月26日発行 第454号 |
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民主青年同盟の品川地区委員会を再建 日本民主青年同盟の品川地区委員会が今年4月再建され、9月20日レセプションが開催されました。同地区委員会は60年〜70年代は一〇〇〇人を超えていましたが、その後加入減少で維持できませんでした。今回の地区委員会再建は組織拡大で達成したもの。心よりお祝いします。
「40社以上面接したが内定も取れない」―いま、青年は就職難やサービス残業など私(みやざき)たちの過ごした時代とは比べものにならないほど深刻な状況にあります。またイラク戦争反対・平和の願いも広がっています。品川の民青同盟はこうした青年の願いに応え、学習会や街頭宣伝、ピースウォークなど多彩な活動に取り組んできました。 20日のレセプションには区内から多数の青年やOBなど参加し交流。民青品川地区委員長の白石さんはあいさつで、「品川に住む青年一人ひとりが、生きがい・働きがいを実感できる品川をつくりたい」と抱負を語りました。日本共産党不破哲三議長、民青の姫井二郎委員長からメッセージが届きました。 大阪のダイオキシン汚染物を品川区内で処理させるな―南議員が質問 大阪のダイオキシン汚染物が、品川区八潮の民間施設で焼却溶融処理されようとしています。南恵子議員は区議会本会議で、高橋区長が品川区内へのダイオキシン汚染物の輸送・処理に反対するよう求めました。 なぜ、大阪のダイオキシンを品川に? この問題は97年4月、大阪府豊能郡環境施設組合のゴミ焼却施設が、厚生省基準(当時)をはるかに超える高濃度ダイオキシンを排出していたことが発端。組合は施設の操業を停止し解体、およそ1千7百本のドラム缶で焼却灰や土壌など汚染物を保管してきましたが、今年1月、高濃度ダイオキシン処理は他施設では困難と、品川区内民間施設への処理依頼を決定しました。 ダイオキシンは、癌や生殖異常などを引き起こし子々孫々にまで影響を及ぼします。住民からは「なぜ大阪のダイオキシンを品川で処理するのか」、「輸送や処理の過程で事故があったらどうするのか」など、不安や反対の声が寄せられています。 日本中の汚染物が品川に集中しかねない 今回の処理を認めれば日本中のダイオキシン汚染物が品川に集中しかねません。特に、品川区八潮地域は清掃工場や火力発電所、高速道路などが集中しており住民の不安は当然です。 八潮にある民間処理施設の広報は、「処理許可があれば受諾するということではない、この汚染物には関与しない」との方針を明らかにしています。一方、高橋区長も先月、組合に「品川区内での処理を取止め、他の方法で処理すること」との『要請』を送付しています。
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