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2004年11月14日発行 第460号 |
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学習障害児への教育体制を 学習障害(LD)など軽度発達障害児は全国で60万人、全児童生徒の6%と推計されていますが多くが通常学級で学んでおり、障害に対する認識も体制も整備されていません。日本共産党南恵子議員は先の本会議一般質問でこの問題を取り上げました。(写真は記事と関係ありません)
LDや注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症は脳機能の障害が原因、集中力や考えてから行動する力が弱いために授業中歩き回るなどとっぴな行動が見られます。障害を理解し、子どもの悩みを受け止めていねいに関わる大人が必要です。そのために、小中学校に子どもと直接関わる教員と養護教諭、それらの連絡調整を担える高い専門力量をもつ教員を配置するとともに、全教員への研修や校外の専門家の定期的な巡回相談、さらに、校内に委員会の設置などが必要です。 南議員は、区教委に対し、軽度発達障害の早期発見・早期療育のために保育園などでの巡回相談の増加、教師などへの研修と相談体制の確立、専門職の配置などを求めました。 台風23号 区内129ヶ所で浸水被害 10月20日、首都圏を襲った台風23号で品川区内各地に水害被害が発生(表参照)しました。私(みやざき)は、午後10時30分ころ発生した二葉3丁目での浸水被害現場から区役所に連絡、被害に遭われた方々から要望などを伺いました。 工場への浸水をベニヤ板で防いだ方は、「西大井広場への調整池など特別対策を採ってほしい。年寄りに土のうを取りにいけというのは困る、台風など事前に分かっている場合には区が前もって土のうを配ってほしい」との意見が寄せられました。 また、自宅駐車場に浸水被害を受けた方は、「数年前から水害が発生して困っている。それまではなかったのに、地球温暖化などによる影響もあるのではないか」と述べていました。 なお、品川区では、被災者に災害見舞金支給、税金や保険料の減免、事業資金等の貸付けを行います。詳しくは、区役所にお問い合わせください。 |