当ニュースにみる｢今年の10大ニュース｣
子育て支援､開発による環境悪化…など 共産党が論戦リード

　今週号は、毎年恒例の当ニュースにみる｢今年の10大ニュース｣です。子どもの医療費無料化など共産党の提案が実ったもの。都南病院跡地への介護施設建設計画決定、木造住宅の耐震診断の実現など｢共産党の論戦が区政の中心問題でリードしている｣を実感した１年でした。

小学６年生まで医療費無料化。2005年1月から 日本共産党区議団が、子育て負担の軽減へ 新たな｢３つの提案｣ 大型開発・道路建設がヒートアイランド、環境悪化を加速 日本民主青年同盟の品川地区委員会を再建 木造住宅の耐震診断に補助実現。｢直下型で品川は震度7｣予想受け補強工事への支援を提案 原水禁世界大会に参加しました キャバレー代に政調費支出は違法の判決 住民運動が29号線事業化 (工事着工)をストップ!! 都南病院跡地に高齢者の介護施設建設へ 詰め込みと競争の小中一貫教育より｢30人学級｣を		私の身近でも、家族や親戚が新潟中越地震で被害を受けた方も多くおられます。お見舞い申し上げます。一日も早い復興を願っています。
	共産党は救援募金やボランティアに取り組み、区議会でも支援を求めました

１．小学６年生まで医療費無料化に

　１月から小学校６年生まですべての子どもの医療費が無料化されます。共産党は95年以来、乳幼児医療費助成の対象拡大・所得制限撤廃を提案してきました。大歓迎です。

２．日本共産党区議団、子育て支援強化へ３つの提案

　日本共産党は子育て負担の軽減へ、(1)保育園に３人以上預けている場合３人目から保育料無料化。(2)認証保育園の高い保育料の減額。(3)無料妊婦検診の回数増の３つを提案しました。

３．大型開発・道路建設がヒートアイランドを加速

　大崎・品川駅周辺の巨大ビル群、さらに山手通り地下に高速道路計画。「都市再生」の再開発がヒートアイランドを加速していることも明らかになりました。環境破壊で人間は東京には住めなくなる…。

４．日本民主青年同盟の品川地区委員会を再建

　平和･中立の日本と青年の要望実現のため運動する民主青年同盟。一時、加入者の減少で維持できなかった品川地区委員会が今年再建されました。

５．木造住宅の耐震診断に補助実現
　　補強工事への補助を提案

　区長が｢自分の財産は自分で守れ｣と拒否してきた木造住宅の耐震診断助成が今年４月ついに実現。直下型地震で品川は震度７、補強工事への支援も実現するまでがんばります。

６．原水禁世界大会に参加しました

　来年は核拡散防止条約の見直しの年、核保有国に核廃絶の約束を守らせるため世論の盛り上げが大事。品川原水協も毎月の宣伝・署名行動を始めました。

７．キャバレー代に政調費支出は違法の判決

　品川の自民党が政務調査費をキャバレーの遊興費に支出した問題で、東京地裁は｢本件各支出は政務調査費の目的外の支出である｣と厳しく断罪。ところが、自民党は｢基準に従った支出｣と居直っています。

８．住民運動が29号線の工事着工をくい止めた

　都が今後12年間に事業化(工事に着工)する計画から29号線を外しました。区は｢29号線は必要｣と、これまでの態度を転換しましたが、反対運動が事業化をくい止めました。

９．都南病院跡地に高齢者介護施設建設へ

　住民が６千４百人分の署名をつけ区議会に請願。自民･公明･民主は運動に反対しましたが、高齢者施設のため跡地を購入することになりました。

10．詰め込みと競争　小中一貫教育の内容明らかに

　品川区が平成17年度全校実施をめざす｢小中一貫教育｣は、中３までの漢字読み・書き１３０６字を中１で終わらせる計画。こんな詰め込みより｢30人学級｣で行き届いた教育こそ。

以上