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2005年8月14日発行 第495号 |
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原水禁世界大会に参加してきました 今年の原水禁世界大会は8月4日〜6日は広島、7日〜9日は長崎で開催。私(みやざき)は広島大会に参加しました。 6日、県立体育館で開催された「ヒロシマデー集会」には例年の大会より多い9千人が参加。スウェーデン政府代表やアメリカやフランスなどの平和団体の代表、被爆医師の肥田舜太郎さんらが発言。世界の人々とNGOや自治体などが力をあわせて核兵器のない地球をつくろうとの決意を固めあいました。 満場の拍手で確認された「広島からのよびかけ」は、 (1)被爆の実相をひろげる など草の根からの運動を提起。品川原水協もこれに応え毎月の宣伝・署名活動に取り組もうと決意を新たにしました。 なお、今大会は、若者が多かったこと、海外からの参加も増えていることが印象的でした。
岩国基地を調査 原水禁世界大会の二日目(8月5日)に、私(みやざき)は海上自衛隊の呉基地と岩国基地調査行動に参加しました。
岩国基地では米海兵隊岩国航空基地の滑走路新設拡張工事の真っ最中、市内の山を削りその土で海を埋め立てています。 岩国基地の拡張工事は、神奈川県厚木市にある米海軍厚木基地の岩国への移設・強化が目的と指摘されています。完成すると基地の面積は現在の一・四倍に拡大、2440bの新滑走路と弾薬庫、管制塔、格納庫(6棟)などが新たに設置され、強襲揚陸艦の入港できる港湾施設も設置します。この費用(2400億円)はすべて日本政府の「思いやり予算」です。 調査では、大手ゼネコンが岩国基地の向かい側の島にNLP(夜間離発着訓練)基地誘致を主張しているとの説明もありました。 私は、今回の調査で、大手ゼネコンが税金を食い物にしているだけでなく戦争の露払いもしていることに驚くと同時に、米軍基地増設に莫大なお金を出す一方で、国民にはサラリーマン大増税や医療・介護の負担増の押し付ける――アメリカ軍には思いやるが国民に冷たい自民・公明の政治は続けさせるわけにいかないと強く感じました。 小泉首相が記念式典であいさつ 6日、広島市主催の平和記念式典で小泉首相のあいさつに拍手まばら―翌日の各紙は報道しました。 小泉首相のあいさつはひどいものでした。「被爆者援護施策に誠心誠意努力する」とのべましたが被爆者との面会を拒否し続けています。また、「平和憲法を遵守する」といいながら、自民党総裁として憲法9条の全面改悪を指示。さらに、「核兵器廃絶に全力で取り組む」といいましたが、ブッシュ大統領の核先制使用政策と小型核兵器開発を容認。米国核戦略の一翼を担うミサイル防衛を導入しようとしているのです。 これで、小泉さんは被爆国・日本の首相なのでしょうか? |