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2006年2月19日発行 第518号 |
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2006年度予算案 品川区の新年度予算案は一般会計が1341億円余(前年比3.8%増)。歳入は税制改定による納税者の増で特別区税が前年比9.4%増。また、大崎駅周辺開発は予算の8.5%を占めています。基金(貯金)は500億円を維持しています。予算案は22日からの議会で審議されます。 2006年度予算で実現した主な区民要望 (1)木造住宅の耐震補強工事に補助 高橋区長は新年度にあたって、 (1)新しい学校教育と少子化対策、 の三つを強調しています。しかし、予算の特徴は、大崎駅周辺などの大規模開発に莫大な予算をつける一方で、職員削減と外部委託を拡大するなど小泉「構造改革」を品川に持ち込む内容となっています。以下、新年度予算案の特徴を紹介します。 大規模開発に莫大な補助金投入 大崎駅周辺の開発には補助金が83億7千万円(東口第3地区48億円、西口中地区18億円、東五反田2丁目第2地区9億円)と、都市再生事業(大崎駅西口駐輪場、同東口歩行者デッキなど)で30億4千万円の計114億円2千万円も支出します。一般会計に占める割合は8.5%と突出しています。 さらに、大井町周辺開発に1億8千万円(西地区補助1億5千万円、広町計画検討費3千万円)も予算に組まれました。 「差別と競争」の小中一貫教育を全校実施 4月に大崎地区小中一貫校「日野学園」開校。さらに、全校で小中一貫教育を実施します。 また、新たな小中一貫校は大井(原小と伊藤中で19年開校)、荏原西(平塚小と平塚中で設計)、品川(品川小と城南中)、荏原東(大間窪小と荏原三中)、八潮(八潮小と八潮中)の各地区での建設計画を発表しました。 外部委託の拡大―際限のない職員削減 学校給食は新たに10校で外部委託。土木事務所は全廃して業務を外部委託します。職員は67名削減、八潮団地開設以来の削減は1605名になりました。さらに、「市場化テスト」導入の民間委託推進の検討、住民基本台帳・区税・国保・介護のシステムを外部に委託する予定。 国保料・介護保険料の値上げ …など区民負担増。 西大井駅にエレベーター設置 新年度予算は大規模開発優先の一方、保育料値上げをストップ(04年から3年連続9%づつ値上げの計画だった)するなど住民運動の成果もあります。主なものを以下紹介します。 @木造住宅の耐震補強工事に補助実現(上限75万円、5棟分) みやざきが代表質問 私(みやざき)が日本共産党区議団を代表して本会議で質問します。2月22日(水)PM3時半ころからです。ぜひ、傍聴に来てください。なお、質問の模様はケーブルテレビ「区民チャンネル」にて2月27日(月)のPM9時から放映します。なお、再放映は3月4日PM2時からです。 他の日本共産党議員の本会議一般質問は、南恵子議員が24日(金)10時から、菊地貞二議員が24日(金)2時30分ころからそれぞれ行います。 |