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2006年2月26日発行 第519号 |
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予算議会はじまる みやざきが代表質問 2月22日(水)から区議会第1回定例会がはじまりました。会期は3月28日まで新年度予算案が主な議題です。初日の本会議では高橋区長の施政方針説明のあと各会派の代表質問が行われ、私(みやざき)が日本共産党区議団を代表して質問しました。
貯蓄ゼロ世帯は24%と5年間で倍加。生活保護世帯は97年の60万世帯が100万世帯に激増。文房具や給食費などの援助を受ける児童・生徒が急増…日本の「貧困化」が急速に進行しています。ところが、神戸空港や高速道路全線建設など税金のムダ遣いはまったく止まらない。 小泉「構造改革」の規制緩和、市場原理主義が、「濡れ手で粟」の錬金術を生み出す一方、耐震偽装で国民の命を危険にさらし、格差と貧困を広げました。高橋区長も小泉「構造改革」を品川に持ち込んできました。予算議会で日本共産党区議団は区民のくらしを守ってがんばります。 2月22日に、私(みやざき)がおこなった代表質問は要旨次のとおりです。 1.格差社会を広げた小泉「構造改革」について高橋区長の見解を問う 小泉「構造改革」が格差を拡大してきた。高橋区長は小泉改革と規制緩和をどう評価しているか、区民の暮らしをどうみているか認識はどうか。 2.財界の求める大規模開発優先をやめ、区民の命を守る防災対策を 新年度、大規模開発は大崎駅周辺だけで114億円も予算化した。品川区は、次々と大規模開発に着手しているが、巨大ビルや中央環状品川線に住民の反発も強い。大規模開発は見直すべきだ。 木造住宅の耐震改修への補助が実現したものの予算は5軒分しかない、住宅の耐震化を急ぐべきだ。地域防災計画に住宅の耐震化計画を盛り込むこと、補助制度の充実を求める。 3.民間「丸投げ」の外部委託拡大は見直しを 新年度は指定管理者制度の本格実施となる。区は「市場化テスト」の検討、国保などのアウトソーシング、学校給食外部委託などすすめるが、民間に「丸投げ」で区は責任を持てるのか、外部委託における安全や質のチェックをどうするのか。 4.子どもたちに競争強いる小中一貫教育は見直し、「協同の教育」に転換を 小中一貫教育の全校実施、小中一貫校の6校への拡大により競争教育が激化する。しかし、競争教育の有害性は各方面から指摘されており、「協同の教育」への転換を求める。 5.「格差」が広がるなか、区営住宅・高齢者住宅の建設を 不況のなか都営住宅の募集に応募が殺到、低家賃の公営住宅の増設が求められている。区の計画は中堅所得層向け住宅だけだが、区営住宅・高齢者住宅など低所得者向け住宅こそ増設すべきだ。 6.住民が反対する29号線道路計画は見直しを 住民は29号線の道路計画に反対しています。29号線を中心に据えた二葉3・4丁目・西大井6丁目の街づくり計画は白紙に戻し、住民の納得できる対策につくりかえるよう求める。 中学生まで医療無料に 日本共産党区議団は、今議会に子ども医療費助成制度を中学生まで拡大するための条例改正を提案しました。予算修正も提案する予定です。港区、台東区などでは中学生まで年齢を拡大しています。ムダ遣いをやめて実現しましょう。ぜひ、応援してください。 みやざきの本会議代表質問 2月22日に行った私(みやざき)の代表質問が区民チャンネルで放映されます。2月27日(月)PM9:00からと3月4日PM2:00からの2回です。 他の日本共産党議員の一般質問の放映は、南恵子議員が3月2日(木)PM5:00から、菊地貞二議員が3日(金)PM8:00からとなっています。 |