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2006年5月14日発行 第529号 |
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JR西大井駅エレベーター設置します 西大井駅のエレベーター設置工事が6月から始まります。完成は来年3月中旬の予定です。 品川方面は、ホーム下通路の階段の手前に設置。横浜方面は、現在のキヨスクの場所に設置されます。なお、キヨスクは向かいの道路側に移動します(図参照)。 総工費は1億8千万円で、区から1千300万円補助します。 都営地下鉄でもエレベーターの設置がすすんでいます。地下鉄の戸越駅は今年度中の完成予定で現在工事中です。中延駅は今年度中に工事に着工する予定です。 お年寄りや障害者にやさしい街を 日本共産党は、大井町線下神明駅へのエレベーター早期設置を求めています。公共施設のバリアフリー化でお年寄りや障害者にやさしい街づくりをすすめます。 おかしいゾ 生活者ネット 議案に対する会派内で態度の不一致、海外調査では自民らに同調して見直しに背を向けました。「市民参加」を標榜する生活者ネットは区民に説明すべきではないでしょうか。 先の予算議会で、「生活者ネット・無所属」は次の8議案で会派内部の態度が分かれました。 @国民保護対策本部および緊急対処事態対策本部条例 A国民保護協議会条例 さらに B児童センター C心身障害者福祉会館 D知的障害者生活ホーム E知的障害者援護施設 F心身障害者福祉手当 G区営住宅の各条例の一部改正 いずれも井上、三村の両議員が反対し須貝議員は賛成しました。これでは会派として責任をもてません。 目的のためなら誰とも 「生活者ネット・無所属」は05年4月に生活者ネット(井上・三村の両議員)と無所属の須貝議員が3人で結成した会派。生活クラブ生協が母体の生活者ネットと無所属の須貝議員は、なぜ会派を組んだのか―その背景に品川区議会が議会運営委員会への参加条件を「3人以上の会派」として、少数会派を締め出している事情があります。 生活者ネット三村りつ子議員は、ホームページで「市民に理解され身近な議会や行政をめざす改革を目的として、須貝議員と会派を組むことにしました。議会の議論の場である議会運営委員会に参加することにより、改革をすすめたい」と、議運への参加が目的だと告白しています。井上議員も議運に参加できることを強調しています。 一方、須貝議員は別のメリットがあります。品川区議会は政務調査費の支給要件を「2人以上の会派」としています。須貝議員は当選後所属した「無所属の会」を05年1月に離脱し政調費を受けれなくなりましたが、生活者ネットと組むことで再びもらえるようになったのです。 目的のために意見が違う相手と会派を組む…理念・政策なしの「野合」ではないでしょうか。 海外調査の見直しに背 海外調査でも生活者ネットは見直しに背を向けました。 議運は先月、海外調査見直しの議論を行いました。これは海外調査の賛否が拮抗し、見直しが求められていたもので、焦点は海外調査の実施決定の方法と調査団の構成のあり方でした。 日本共産党は @「予算先にあり」の決め方の改善。 A不参加のワクを参加する会派による分け取りの禁止。 B同一議員の同一期内の複数回参加の制限―など提案し奮闘しました。 しかし、結局見直しは、同じ議員が何回も参加することに条件を付けただけ。これに生活者ネットは公明、民主、自民らとともに賛成したのです。生活者ネットは「議運で3分の2の賛成を条件にする、区民意見を求めることのルール化」を主張したのにです。これが「議運の改革」だというのでしょうか。 |