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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2006年7月30日発行
第540号

オンブズマンの公開質問 自民・公明回答せず
地裁判決受け、迫られる政調費見直し

自民党品川区議団が政務調査費を飲食に充てていた問題で東京地裁は返還を命じました。この判決を受けて品川区民オンブズマンの会が品川区議会各会派に対し政務調査費について公開質問をしましたが、自民党と公明党が回答していないこと明らかになりました。

7月26日現在、品川区民オンブズマンの会のホームページによると、同会の公開質問に回答したのは日本共産党の他に品川区議会無所属の会、生活者ネットワーク・無所属、品川区民連合の4会派。自民党と公明党は回答していません。

  品川区議会各会派に対する品川区民オンブズマンの会の公開質問は、政務調査費の使い方について、@支出個々について説明の必要性、A区民参加のチェック機関の設置すること、B飲食費に政調費を支出すること、C政調費から頻繁にタクシー代を支出すること、D目的外使用の場合の制裁措置―の5点について各会派の意見を求めたもの。区議会各会派には4月28日に届けられ、5月19日までの回答を求めていました。なお、日本共産党品川区議団は指定日に回答しました。回答要旨は当ニュース(5月28日付)に掲載しています。

自民・公明は、政務調査費の見直し議論に背を向けるな!

自民党品川区議団が多額の政務調査費で飲食していた問題に住民の怒りが集中。いま、政務調査費のあり方が問われています。品川区民オンブズマンの会が起こした裁判では東京地裁が自民党区議団が政調費を飲食への流用は目的外の支出だと認定、返還を命じました。この判決を受けて品川区議会には政調費見直しが迫られているのです。

  こうしたなか、今回のオンブズマンの会の公開質問は、政調費見直しの議論をすすめる上で、区議会各会派の考えを明らかにする重要なものでした。自民党と公明党が回答していないことは残念です。

  品川区議会では、政調費のほかにも海外調査や費用弁償など見直さなければならない問題が山積しており日本共産党は議論するよう求めています。自民党、公明党はオンブズマンの会の公開質問に回答していませんが、区議会の問題見直しそのものに背を向けてはなりません。

ゆたか商店街の「涼のみち」が完成

7月22日(土)、ゆたか商店会で「涼のみち」完成記念式典が行われました。商店会役員の大関さんと区助役があいさつ、地元小学生でつくる「戸越金管クラブ」のパレードの後、みんなでジョウロをもって水まきをしました(写真)。

  「涼のみち」は、道路に保水性舗装を施すことによって雨水や打ち水など道路にしみ込んだ水が蒸発するときに路面の熱を奪って温度を下げるもの。「5度程度下げる効果がある」との説明です。

  晴天が続き道路が乾燥するときは打ち水が必要です。ヒートアイランド対策として効果を期待したいと思います。

原水禁大会に参加します

  8月4日(金)〜6日(日)にかけて原水爆禁止世界大会が広島県体育館をメイン会場に開催されます。私(みやざき)は品川原水協の代表団の一員として参加してきます。

  今年は品川原水協の初企画として、青年たちが独自にバスをチャーターして参加します。