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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2006年8月13日発行
第542号

原水禁世界大会 憲法輝く非核日本を
核兵器禁止条約求め「草の根」から行動

8月4日(金)〜6日(日)、広島市で開催された原水爆禁止世界大会に21カ国の海外代表を含め8千5百人がつめかけました。私(みやざき)も品川原水協代表団の一員として参加しました。また、8月4日は原爆症認定を求めた裁判で広島地裁において原告勝利の判決がありました。


閉会総会では、全員で「ねがい」、「We shall overcome」を合唱しました。

核兵器のない平和で公正な世界を―スローガンに開かれた原水禁世界大会。アメリカが先制攻撃と核使用計画を推進、日本を出撃基地にする動きが強まるなかで開催されました。

  6日の閉会総会では、国連とすべての国の政府が核兵器全面禁止条約締結へ協議を開始すること、憲法九条守る運動の発展と米軍基地再編・強化反対運動への連帯を訴えた「広島からのよびかけ」が提案され満場の拍手で採択されました。また、日本原水協の高草木事務局長は「核兵器廃絶の世界的流れの源流は、地道な草の根の署名行動だ」と、10月に開かれる国連総会に向けた署名運動を提起。参加者は拍手で応えました。

非核自治体運動の発展を―分科会で各地の運動交流

大会2日目は15の分科会の分かれ参加者による活発な討論・交流が行われました。私(みやざき)は「非核自治体運動の発展」分科会(写真)に参加しました。

  分科会では、主催者から自治体合併のもと自治体で非核宣言をすすめる重要性について、戦争準備の国民保護計画進行と「無防備地域宣言」運動の問題点、入港艦船に非核証明書提示を義務付けている「非核神戸方式」の意義などについて問題提起がありました。

  報告を受けて、合併後に非核宣言を採択した岩手・一関市議会や県内全自治体で非核宣言をした鳥取原水協など発言。私も品川の取り組みを発言しました。

品川原水協の代表団は32名。うち若者19名はバスツァーで参加しました。片道13時間の長旅でしたが全員元気に帰ってきました。写真は会場前で全員集合!

6日、朝8時から広島市主催の平和祈念式典が行われました(写真)。秋葉忠利広島市長は「平和宣言」で、核保有国に対し核廃絶の交渉を求める世界的運動の推進と日本の平和憲法遵守を訴えました。