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2006年10月15日発行 第548号 |
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区議補欠選挙 安藤たい作候補が当選 10月8日投・開票された区長・区議補欠選挙は、新区長に前助役の浜野健氏が当選。共産党推せんの桜井恵子候補は及びませんでしたが、得票、得票率とも伸ばしました。一方、定数4の区議補欠選挙では日本共産党の安藤たい作候補は第2位で当選しました。
投票率が前回選挙(43%)から10ポイント下がった今回の選挙(33%)でしたが、桜井候補は得票数・率とも伸ばしました。論戦をリードした結果です。 桜井候補は、「前区政の継承」という浜野、内藤両陣営に対して前区政の「健全財政」は福祉を削って五百億円貯めたと暴露するとともに、「先進的な施策の推進」というがその実態は大企業の大規模開発に七百億円も使ってきたことや、高齢者福祉でも所得の少ない方も入れる特養老人ホームはつくらず月30万円近い費用がかかる有料老人ホームしかつくらないという「勝ち組」応援であり、前区政が「格差」を拡大してきたと批判。五百億円を活用し特養ホームや住宅、保育園の増設などを訴えました。 教育問題では、学校選択自由化が八潮の中学校で今年4月入学者ゼロ、廃校されることになった問題を批判。競争・選別の拡大でなく学びあい・励ましあいの教育へ転換を訴えました。マスコミも教育問題を報道し一大争点になりました。 当選した浜野新区長は10日、幹部職員を前にあいさつ。「質素倹約の前区政の継承」の一方、区民の声をよく聞きながら運営するとのべました。学校選択制など前区政のトップダウンへの批判と、教育政策の転換という桜井候補の訴えに共感が広がったことが背景にあります。 一方、定数4で実施された区議補欠選挙は共産党と自民3、民主3、無所属2が立候補。共産党は、自民・民主の2大政党による飲み食いや海外調査の中止を訴えました。大激戦の結果、共産党の安藤たい作候補は第2位で当選。他は自民2名、民主1名が当選し、新しい議会構成は自民14、共産8、公明7、民主(区民連合)7、無所属の会3、生活者ネット・無所属3となり、日本共産党は区議会第2党となりました。 品川区では今後もいっせい地方選挙前に区長選挙(欠員があれば区議補欠選挙も)がおこなわれることになります。 |