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2006年10月22日発行 第549号 |
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北朝鮮は核実験中止を 区議会が決議
品川区議会は選挙後の10月12日に開催した本会議で「北朝鮮の核実験の中止を求める決議」を全会一致で採択しました。北朝鮮の核実験は核兵器廃絶を願う世界への挑戦であり、断じて許されません。いま、非難の声は世界中に広がり、国連安保理での決議や日本の衆参両院、都議会などでも抗議決議が採択されています。 品川区議会の決議は上記のとおり。「今回の北朝鮮による核実験は全世界の平和を希求する願いを踏みにじるものであり、断じて許されるものではない」と断罪するとともに、核実験の中止と核兵器の廃絶を求めています。 なお、品川区議会の北朝鮮の核実験に対する抗議決議は、区長・区議補欠選挙後の10日に開かれた幹事長会の席上、私(みやざき)が各党に呼びかけていたものです。区議補欠選挙で共産党が議席を伸ばしたことが力になったことは確実です。 一方、浜野新区長も10日、北朝鮮に対して核実験の即時中止と恒久平和の実現を目指すことを強く望む書簡を送付しました。これは画期的なことです。 品川区は「非核平和都市宣言」をしています。しかし、前区長はインド・パキスタンの核実験に対する抗議を最後に、それ以降は米・露などの臨界前核実験にいっさい抗議しませんでした。 私(みやざき)は議会でこの問題を度々取り上げ、非核宣言をしている自治体としてすべての核実験に抗議するよう求めてきましたが、浜野区長が北朝鮮に核実験の中止を求めたことを心から歓迎するものです。 アルゼンチン債問題で追及!浜野区長は「確信犯」の疑いあり 選挙のため中断していた議会が12日に再開。決算委員会で私(みやざき)は、アルゼンチン債問題を質問しました。 品川文化振興事業団が購入したアルゼンチン債は結局、1億円余の損害が発生。高橋区長は区民に対する説明も損害賠償の責任もとらないまま亡くなりましたが、実は浜野区長の責任も重大なのです。 アルゼンチン債を実際に購入したのは事業団副理事長だった相見助役(当時)。相見氏の退任後事業団の副理事長に就任した浜野氏は、事業団事務局長から相見氏がアルゼンチン債を不正購入していた報告を受けながら隠し続け、売るタイミングを逸しました。これが損害発生の直接の原因となったのです。 ところが、浜野氏は事件発覚後、区の調査会の委員長におさまり「よかれと思ってやったこと」と相見氏を免罪。さらに、事業団理事会にアルゼンチン債の購入を事後承認させました。事件の損害発生から「もみ消し」にまで関わった浜野氏は「確信犯」の疑いがあるのです。 決算委員会で、アルゼンチン債問題の私の質問に浜野区長はいっさいダンマリをとおしました。断じて許されません。共産党は引き続き追及します。
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