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2003年10月12日発行 第45号 ryo@nakatsukaryo.net |
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原小・伊藤中小一貫校 9月30日文教委員会が開催。原小・伊藤中小中一貫校の選定について報告されました。 そもそもこの計画は6月末の文教委員会で「第2校目の小中一貫校の候補地を原小・伊藤中を第一候補とする」と報告され、原小学校では7月に保護者会を2回開催され「小学校1年生と中学校3年生は学力も体力も違う。同じ校舎で大丈夫なのか」「校庭は十分確保されるのか」「教育委員会主催の説明会を開催してほしい」など心配や疑問の声が多数出され、校長先生は保護者の意見を教育委員会に伝えました。 しかし、夏休みを越えてもいまだ保護者への回答がなく、不満の声が挙がっていました。 8月12日に教育委員会で始めて原小・伊藤中の小中一貫校が審議されましたが「非公開」。2回目の審議が9月9日に行われ、計画決定されましたが、これも「非公開」。 原小学校の父母からは「夏休み前の質問にすらいまだ回答せず、しかも非公開で決定とは納得できない。なぜ内容を明らかにできないのか」と怒りの声が寄せられました。 私は文教委員会でこの問題を取り上げ「どうして計画決定前に保護者に回答を行わないのか」「保護者に返さなかった理由は」と質問しました。これに対し鷹倉庶務課長は「(保護者からの意見は)あくまで教育委員会として決定する際の参考です。お答えするというものではない」と回答しました。 保護者の意見に回答もせず、決定だけを区民に押し付けるトップダウン式の教育行政は学校教育をゆがめ、子どもに新たなストレスを与える大問題だと思います。 10月1日の保護者説明会で教育委員会は「議会にも説明し、了承された」と説明しましたが、文教委員会は報告は受けましたが了承はしていません。 この問題については次週も取り上げます。 なかつか亮 学童をなくさないで1万筆を越える署名が提出 「学童保育をなくさないで」と、保護者や地域の方が、がんばって集めた署名(合計4件1万1千筆余)が区議会に提出されました。 文教委員会で審査された「学童保育クラブとすまいるスクールの充実を求める請願」に対し、私は「昼間働いている保護者は、自分の子どもが放課後どんな風に過ごしているのか。これをきちんと把握してほしいと願っている。今のすまいるスクールの状況では、生活の場、育成の場が整っていない。このまま、すまいるスクールに移行し参加数児童数が増加すれば、すまいるスクールも大変になる。一本化には反対です」と主張しました。 質疑が終わり請願をだした父母から「ぜひ直接、私たちの声を聞いてほしい」と意見陳述の申請がありましたが、共産党を除くすべての会派が意見陳述に反対しました。 共産党は「意見陳述はすべて受けるべき。区民が自分たちの要求を持って請願してきた時、当然受けるべき」と主張しました。 続いて「学童保育クラブとすまいるスクールの充実を求める請願」の採択が行われました。 自民党の伊藤昌宏は「理事者の答弁で、十二分に対処できると判断できる」と述べ不採択を主張。また西本貴子は「理事者も配慮すると述べているので、これからの対応に期待する」と不採択を主張。共産党の賛成少数で不採択されました。傍聴に駆けつけた保護者からは「なっとくできない。前学童連協会長だった西本貴子は意見陳述にも、請願にも反対するなんて、裏切りではないか」と話していました。 今後とも共産党区議団は「学童保育の存続、すまいるスクールの充実」を求めがんばります。力をあわせてがんばりましょう。 ご意見・ご要望をお寄せ下さい。 なかつか亮 「学童保育クラブとすまいるスクールの充実を求める請願」各党の態度
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