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なかつか亮 なかつか亮ニュース 2005年4月24日発行
第104号

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「装飾灯の電気代が払えない」
商店街へのチェーン店未加入問題

 「装飾灯の電気代が払えず、自腹を切った」ある商店会長は厳しい現状を話してくれました。

相次ぐ大規模店の出店、長引く不況と相まって商店街は大打撃。かつて高橋区長は「大型店が8時までやるなら、個店は10時までやれ」と述べたことがありますが、もはや商店の努力の範囲を超えていることは明らかです。日本共産党は第一回定例会において、チェーン店の商店街未加入問題を取り上げました。

商店街を守ろう

 商店街は「まつり」や「イベント」などを通じてコミュニティの核として地域社会に貢献しています。商店街を通じた地域の交流は、防犯・防災の面からも重要です。

改めて実感 商店街の大切さ

 あるお母さんは『仕事が忙しく帰りが夜遅くなりがちなので、地域との結びつきが薄くなってしまう。だから、近所のお店でせっせと買い物。いつも店主が娘に「元気か」と声をかけてくれるのが何よりもうれしいです。

ある日「親の仕事の帰りが遅くなったとき、子どもはどうしてるんだい?」と店主に聞かれ、「困っている」と言ったら「うちに上がって遊んでいればいいじゃないか」と言ってくれました。

子育ての心配と不安でいっぱいの毎日。その言葉を聞いてうれしくて涙がポロポロでてきた』と話していました。希薄になりがちの地域の交流をつなげているのが商店街。少子化、長時間の勤務…。商店街の役割はますます重要になっています。

チェーン店などの商店会への加入促進を提案

 商店街の悩みの1つにチェーン店の商店会未加入問題があります。ある商店会は、ここ2年余りで古くからの商店が廃業し、かわりにチェーン店が進出したが、商店会未加入。加えてワンルームマンションが建設をされ、商店会長は、先月は装飾灯の電気代が払えず、自腹を切ったと話していました。

 区内商店街は、地域の活性化のために個々の商店が会費を負担し、装飾灯を維持したり、イベントなどを開催しています。商店会未加入の増加は、商店会の努力に水を差すだけではなく、今や商店会の存続にかかわる問題となっています。

「品川区でも条例制定を」都商連桑島俊彦会長

 今年、東京都商店街連合会の桑島俊彦会長は区商連新年会で『世田谷区では昨年4月に「産業振興基本条例」を改正し、商店街で小売店を営む店舗に、商店会への加入などによる相互協力、商店会のにぎわい事業などへの協力の2点の努力義務を行い、また、加入促進のために商店会と区が共同でチェーン店本部の訪問と各個店への働きかけを進め、二五〇軒を新規加入させた』と話し「品川区でも条例制定を」と呼びかけました。

 港区も昨年10月に条例を改正し、同様の取り組みを開始、台東、杉並、板橋なども条例化を検討しています。  日本共産党は、先日の第一回定例会においてこの問題を取り上げ「品川区でも、地域経済を守るために、商店会加入促進の条例化を進めるべき」と訴えました。

「加入推進は商店街自身の自助努力で」冷たい区長答弁

 高橋区長は「商店街自身の自助努力で解決を図ることが唯一の方策」「自助努力がもっと商店街でできれば、より私は商店街に加入がふえてくるというふうに確信をしております」と冷たい答弁。なぜチェーン店に対する商店街加入促進を区は拒むのでしょうか。

 私は、地域コミュニティーの形成には商店街の発展は欠かせないと思います。さらに、商店街に対しては自助努力と言いながら、駅前大型開発には億単位で税金投入とは、区の姿勢はあまりにも理不尽です。今後も商店街の発展のためにがんばりたいと思います。 

なかつか亮