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なかつか亮 なかつか亮ニュース 2005年7月31日発行
第115号

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伊藤中学解体工事
「我慢も限度!砂ぼこりで真っ白」品川区の不誠実な対応に怒り沸騰

「砂ぼこりで道路は真っ白、部屋の中まで入ってくる」「学校のことだからと思い今まで協力してきたが、我慢も限度をこえている」「散水もホースでチョロチョロ、何度言ってもやってくれない」7月25日、小中一貫校新築説明会が伊藤中学校で行なわれ、品川区の不誠実な態度に怒りの声が強く寄せられました。

解体工事中の伊藤中学校の様子

ベランダはホコリまみれ洗濯物も干せない

説明会に参加した方からは「砂ぼこりを防ぐための散水が全く行なわれていない。窓を開けたらベランダは砂だらけ。洗濯物も干せない。道路もホコリだらけ。口をふさがないと通れないぐらいひどい。周辺には子どもも病人もいる。今までは学校のことだから、出来るだけのことは協力してきた。区が行なう工事だし我慢してきた。しかし、ものすごいホコリで我慢も限界。区に苦情をいったら、あちこちたらい回し。苦情の翌日は散水しても、しばらくするとすぐに手を抜く。いったい何を考えているのか」と、ずさんな解体工事、品川区の不誠実な態度に住民の怒りが次々と上がりました。

こんなにひどい工事は始めて

別の参加者からは「耐えられない被害がでていることを認識してほしい。散水がほとんどされていない。何度話してもトラックの土で道は泥だらけ。我慢も限度をこえている」「品川区はこうした現状を知っていたのか。課長は現場を見にきてほしい。区の職員が来ると工事は静かになり、散水もする。職員がいなくなるとひどい騒音・振動、砂ぼこりが我が家を襲う。これが現状です」「10年間バス停の周りを掃除してきた。こんなひどい工事は始めて」「区の対応はひどい。Jタワーや小野学園の工事の時はもっと親身に話を聞いてくれた」

アスベスト・交通安全・電波障害…品川区は説明会を継続し、早急な改善策の具体化、責任ある対応を

参加者からは他にもアスベストや交通安全対策、電波障害についても意見が出されました。

アスベスト

住民:「アスベストはあったのか。どうなっているのか、ちゃんと説明してほしい」

区担当者:「アスベストはありました。プール男女更衣室、体育館、3階視聴覚室など」

住民:「アスベストの健康被害の深刻さを、区は知っているのか。聞かれたから答えるのではなく、そういう大事な問題は事前にきちんと住民に説明すべき」

交通安全

住民:「ガードマンは何人いるのか。滝王子通りはとても狭い。生徒とダンプカーがぶつかりそうになった所を何回か見た。もっと安全対策をやってほしい」

区担当者:「ガードマンは2人。安全には十分配慮します」

住民:「あれだけの工事規模、道路の狭さ。たった2人でどうやって安全を確保するのか。十分に配慮すると言うのなら、ガードマンを増やしてほしい」

電波障害

住民「電波障害はどうか。テレビが映らなくなったら区は保障してくれるのか。資料があったら示してほしい」

区担当者「以前、電波障害の調査はしました。今日は資料を持ち合わせていない。保障はケーブルテレビをつけるなど対応します。

住民「何で、説明会に資料がないのか。保障の話も質問をした人だけに対応するやり方はおかしい。電波障害の範囲が分っているのなら、一軒一軒話を聞くべきではないか」

終了時間が近づき、区は説明会の終了を説明。参加者から「これで話し合いを終わらせるとは何事だ。区は何も分っていない」ともう反発。説明会の継続が要求され、三日後の木曜日に説明会を再開することになりました。

品川区は誠実な対応を

私も説明会に参加しましたが、区の強引な進め方、不誠実な態度には怒りを感じました。区は周辺住民への十分な説明と合意、誠実な対応が足りなさすぎます。しかも建設するのは学校です。教育機関としてなぜ、地域と協力して進める姿勢が持てないのでしょうか。トップダウンの区政運営の姿勢を、今こそ反省すべきだと思います。