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なかつか亮 なかつか亮ニュース 2006年7月2日発行
第149号

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原小の利用計画「案」発表!
計画策定に住民の参加を 審議会・公聴会の開催を

6月29日、品川区は原小学校転後の利用計画「案」を発表しました。区は学校校舎(体育館を含む)に補強・改修工事を行い「福祉」「地域活動」「防災」の3点を主な柱としています。「計画策定の進め方」や「利用計画」など十分な検討が必要です。たくさんのご意見をお寄せ下さい。

意見を聞こうという姿勢が感じられない

年末に実施したアンケートによると「今までの小中一貫校計画の進め方を見ていると生徒や地域の意見を聞こうと言う品川区の姿勢は感じられない」といった、区のトップダウンの「決め方」に対し、住民参加を求める声が多くよせられました。

  原小学校は父母や卒業生、地域住民にとって様々な思いのこもった施設。だからこそ、住民の参加はとても大切な事です。

  私は区議会で「幅広い意見を集めるために、公聴会や審議会を開催が必要」と主張。

  区は「十分説明し、ご理解を頂く。(合意のための)最善の努力を払います」と答弁しますが、具体的な「進め方」についての説明はありません。今後どのように進めようとしているのでしょうか。

アンケートの声

■今までの小中一貫校計画の進め方を見ていると生徒や地域の意見を聞こうと言う品川区の姿勢は感じられない。今度もこのような繰り返しではと危惧します

■区の上の方の方達で決めずに地域の幅広い年来から意見を取り入れるべき。決めてから降ろすのは困ります

■どのような論議、検討案があるか区民にオープンにすべき

■跡地利用計画にあたって住民と多数話し合いを重ねてほしい 82歳

■住民民意を第一義とし初期から会合に参加させてほしい

「校舎、体育館を改修・補強し活用」

区が発表した「案」によると、既存の校舎、体育館を補強・改修し「福祉」「地域活動」「防災」の三つを基本としています。計画「案」を見てみましょう。

計画策定に「声」をあげましょう

品川区の利用計画案

区が発表した計画(抜粋)を紹介します。みなさんはどう思いますか。

北側校舎及び校庭

福祉ニーズへの対応

@幼保一体施設

Aケアホーム(介護施設)

B西大井シルバーセンターの移転・介護予防拠点。運営は民間業者(社会福祉法人・企業・NPO等)に校舎を貸す。

西側校舎及び旧体育館、校庭

地域の活動・交流拠点

@地域住民の活動交流の拠点

Aレクホール、多目的スペースとして地域利用(旧体育館)

B校庭の地域利用(少年野球・サッカー等)運営は自主管理を基本。方法は今後の検討。

旧体育館

防災機能の維持・強化

@防災避難場所(旧体育館等)

どんな施設になるの?

私は計画策定には、幅広い検討と十分な議論が必要だと思います。

  例えば北側校舎の「Aケアホーム」。ひとことで介護施設といってもその利用料はなんと頭金30万円+月額約26万円(要介護3)と高額。

  しかも医療費、おむつ代別途負担。夏、冬は冷暖房費月2100円の追加負担です。 特養ホームに比べても約4倍の高額な利用料では、一部の方しか利用できません。

  また、地域活動・交流拠点の「自主管理を基本」とはどのようなものか。今まで原小学校を利用していた、少年野球、サッカー、卓球、バレーボール、ダンスなどは従来通り使えるのでしょうか。防災強化とは具体的に何か。などなど、つっこんだ議論が必要だと思います。

積極的に「声」をあげよう

学校は誰のものでもなく、みんなの施設です。私は移転後の利用も地域に平等・公平な利用を基本とすべきだと思います。計画策定に積極的に声をあげましょう。