沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

長年の提案が実現しました

現場を訪ね工場調査

調査員2名が得意分野など調査

　「今年五月から中小企業相談員が地域の中小企業を回っています」…十月六目の党議員団菊地貞二議員の決算委員会での質問に商工課長が答弁しました。
　今回の訪問調査は「区役所に座って待つのでばなく発注や相談など、現場を訪ね生の声を聞くべきだ」と私(沢田)が議会でとり上げてきたことが実ったものです。

足を運んで現場の声を・・・沢田
墨田区では十八名が工場訪問

　市川商工課長は「区の中小企業相談員二名が区の製造業検索システムに登録した八〇〇社を中心にして企業訪問。事前にアンケート用紙を配布し、その十日後に訪問している。月に四〇件ほどまわり、現在、二五〇件まわった」と説明がありました。
　検索システムは区内の希望する中小企業を登録し、企業間の仕事の受発注を促進する目的でつくられました。しかし、実際にほ受発注契約はほとんどありませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　…
　私は墨田区の例を紹介、経営相談員、十三名、取引相談員五名が協力し区内中小企業九千社を訪問。さまざまな相談とともに、受発注の注文を聞き成果をあげてきました。品川の相談員の二名は圧倒的に少ない。また直接現場を調査しデーターベースに生きた情報を掲載すべきだ」と提案してきました。

中小企業センター
産業展示コーナー完成しました

　十月初旬、区立中小企業センターに区内の商工業の明治から現在にいたる歴史、特徴を紹介する産業展示コーナーが完成しました。
　この展示コーナーは大田区の都立城南地域中小企業支援センターにあったのを移設したもの。
　私(沢田)は、区議会で「品川の商工業の展示コーナーは品川区にあってこそ意義がある」と品川区の設置を繰り返し求めてたことが実ったものです。