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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2001年3月18日発行 第918号 |
青年に安定した職を 「青年の不安定雇用の解決は待ったなしの課題だ。区として可能な取り組みを」=・私 (茨田) は、三月一日の区議会本会議でフリータI問題をとり上げました。 区長は「文部省、労働省が研究会を設置しているが (危機感は)一致した認識だ」 と区側の考えを示しました。 リストラ、「行革」が原因! 私はフリーター対策の重要性を次のように述べました。 「フリータIは全国で一五一万人、十年前の二倍、東京での高校生の求人数は二七・三万人から四万六千人に激減している。これは青年の未来を暗くしている。同時に「 技術の綽承、一、未加入者の増大による社会保障の土台を崩すこと、一、低賃金ノ不安定雇用は晩婚化につながり少子化を一そう深刻化、などの不安がある。フリーター問題は社会全体が取り組むべき緊急課題だ。大企業によるリストラ、政府のリストラ支援、自治体の「行革」 による職員削減と新規採用の抑制がその原因である、として次の三点を区長に質問しました。 一、区長はフリーター問題をどのように考えるか。 二、青年向けのパソコン教室、ホームヘルパI講座を拡大、また青年の雇用問題の相談窓口はできないか。 三、区の新規採用職員は十年前は一二三人だが今年は○人となつている。新規採用を拡大すべきではないか。 高橋区長は次のように回答しました。 一、昨年、十月、文部省、労働省が 「職業人としてキャリア形成が充分な されない恐れがあるとの認識で研究会を設置した.区としても認識は同じだ。 二、区としての雇用拡大策として来年度一万人を対象にIT無料 講習会を開く。ヘルパー要請講座もおこなっている。 三、区職員の新規採用拡大は事務執行に必要なあらたな職員確保に努める。
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