上大崎3…メトロポールマンション建設
22階74ｍ
充分な説明と理解を
近隣の生活環境を守る会を結成
　「私たちに充分な説明と理解を得た上で建設を」…上大崎3丁目5番地に建設予定のメトロポールマンション（仮称）計画に対し33名の住民は「近隣の生活環境を守る会」を結成。ねばり強い運動を進めています。

14階建てが、なぜ22階建てに？
「総合設計」で容積率150％増

　メトロポールマンションの施主は�潟Aクロス、施工は佐藤工業。計画では現在三棟のビル(マンション）を解体し、地上22階、高さ74メートル、138戸のマンションを建てようとするものです。
　住民の皆さんから「木造住宅のとなりに超高層ビルなど困る」「解体する建物は14階なのになぜ22階の建物が建設できるのか」要求や疑問が出されています。
　22階を可能にした背景には、今回の計画が「総合設計」の手法を導入し、空地を広げるなどなどの見返りに基準容積率465％に150％も上乗せすることがあります。総合設計を取り入れるには都の建築審査会の許可が必要です。

建築審査会は9月に延期
603名の陳情書を都に提出

　住民の皆さんはアクロスが協定書を結ぶことなく、解体を強行、すさまじい騒音や振動などの被害がでたことをきっかけに守る会の結成。業者と繰り返し交渉するとともに都知事充てに603名の署名を添えて「計画の充分な説明と了解への努力」「総合設計の許可審議の延期を」など東京都都市計画局に陳情を行いました。
　7月23日には工事協定書を締結、7月29 日に予定されていた建築審査会も9月に延期させることができました。

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品川区教委「つくる会教科書」不採択

　8月7日に開かれた品川区教育委員会は臨時会を開き来年使う小中学校の教科書を審議。問題となっている中学校の「歴史」「公民」は東京書籍版の使用を決定しました。侵略戦争を賛美した扶桑社の「歴史」「公民」教科書は不採択となりました。