マンション管理「講演と相談のつどい」
23名が熱心に交流
水漏れ、ペットの飼育が共通の課題に
11月23日、日本共産党品川地区委員会主催の第3回マンション管理講演と相談のつどいには、23名が参加。管理組合役員、管理人、一級建築士など多彩なメンバーがマンション管理費の未納問題、ペット飼育問題、水漏れ問題など熱心な討論・交流がおこなわれました。
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マンション管理講演と相談のつどい会場 |
管理費未納は競売時に注意を
2mのイグアナが逃げ出した
はじめに、弁護士さんから「マンション管理費の未納問題について、次のように述べました。
「管理費の滞納を回収は困難な課題です。先取特権があるが金融機関の抵当権が優先される。差し押さえられてもいずれ競売にかかるので、新しい所有者が滞納分を引き継ぐことになっている。私のマンションでも新規購入者に滞納分を払ってもらった」とのこと。参加者から「300戸のマンションだが10人前後の滞納者がおり、競売となるのをまっている」との発言がありました。
水漏れ問題…「昨年2回の水漏れ被害にあった」「給湯器から水漏れ、私に責任がないのに責任を問われた。私に過失がないのに納得がいかない」など水漏れ事故の問題が出されました。
ペット問題…「4年前、ペットの飼育で問題となった。所有者に集まってもらい、一代限りであとは飼育しない。エレベーターは使わない」など約束してもらい条件をつけ認めた」「2mものイグアナが逃げ出し問題になった」。最近、管理人になった方は「うちのマンションはペットはOKだ。大事なのは普段からの人間関係を築くことだと思う」など発言がありました。
私は主催者を代表して「日本の集合住宅は歴史も浅く、法律も未整備な点があり前進途上だ。より良い制度をつくって行くことが大事だ。同時により良い管理を考えた場合ハード面と共に、マンション生活を楽しくするためにも行事などを取り上げ居住者間の交流を深めることがとても大事だと思う。できれば次回にも管理組合の運営の仕方について交流をしたい」とお礼と決意を述べました。