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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2002年3月17日発行 第962号 |
アルゼンチン債購入問題予算委員会で追及
区長は購入知っていたはず 元助役の独断ではなく組織的に購入 「これでは外国債購入を区長だけが知らなかったことになる」…私は3月11日、アルゼンチン債購入問題集中審査で党議員団を代表して質問しました。「私は知らない。相見副理事長の独断だ」とする区長の主張は、嘘の可能性が強まっています。 この話信用できますか 私は「アルゼンチン債購入をきめた書類には係長、次長、事務局長の印鑑が押されている。稟議を回した際どんな書類を添付していたのか」との質問。中尾根企画部長は「おっしゃるとおりの手続きです。書類は新日本証券の債権についての紹介内容、債権の格付けに関する確認書など」。私は「それでは事業団で知らないのは高橋理事長(区長)だけとなる」。また「濱野助役(副理事長)は一昨年12月に事業団星野事務局長から外国債を買っている、と報告を受けた。ところが区長への報告は半年後の昨年5月、なぜすぐに区長に報告しなかったのか」と濱野助役に答弁を求めましたが、結局答えずじまい。 区民の財産紙くずにしかねないのに もう1つは「区長は理事会では謝罪したが、議会、区民には謝罪しないのはなぜか」と質問。高橋区長は「区長と理事長は『二重人格(?)』。区長と理事長は立場が違う」と区長としての責任をないことを強調。私は「理事長の給与は区長としての月額117万7千円の税金から払われている。財政的にも、人的にも(区と事業団は)一体不可分であり「区民に詫びる必要がない」というのはあまりにも情けない、誠意がない」と厳しく批判しました。 |