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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2002年3月31日発行 第964号 |
心配される第1・4日野小学校の子どもの減少・地域の学校を守りましょう 「第4日野小学校はなくなるのでは」…品川区の日野中を第2日野小学校に移転する小中一貫校計画にたいし、地域では様々な不安が広がっています。一貫校建設で地域の学校はどうなるのでしょうか。
「一貫校」は不平等を拡大 第4日野小に入ると中学は荏原1中に 品川区教育委員会の説明によると「一貫校」構想は次のとおりです。
一、第2日野小(東五反田2-11)の地に日野中を移転する 一貫校に集中、他の学校は空洞化の不安 一貫校で一番問題となるのは「子どもが減って学校の統廃合になるのでは」との不安です。 私(沢田)は代表質問、予算委員会の質問で「一貫校は9年制だから途中入学は認めないのが原則。入学時に第4日野小を選ぶと中学は友達もいない荏原1中か城南中を選ばざるをえない。結局、一貫校に集中せざるをえなくなる」と質問。区は「一貫校で学校統廃合は考えていない」と理由も示さず繰り返すのみ。 こんなに大事な問題なのに品川区は計画発表前にPTA、学校、地域に事前説明をおこないませんでした。 予算委員会で私の「計画発表後に第1、第2、第3日野小に説明しながら、なぜ第4日野小学校PTAに説明しないのか」と質問に、区教育委員会は「説明の要請がなかったから」と答弁。こんな大事な問題を「要請がなかったから」と説明しないこの姿勢は、住民無視も甚だしいといわなければなりません。。 エリート教育でなく、30人学級の実現を 不登校、学級崩壊、いじめ、学力の遅れなど子供たちを取り巻く問題は深刻そのものです。 私は「いま必要なことは一貫校をつくり、エリート教育をすすめることではなく、どの子にも行き届いた教育を保障するための30人学級こそ実現すべきだ」と主張しました。 |