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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2002年6月16日発行 第975号 |
文教委員会で小中一貫校問題で質問 議会構成が変わり始めての文教委員会が6月7日、開かれました。この日、教育委員会の仕事についての説明と質疑でしたが、私は、「小中一貫校」計画について質問しました。 検討結果は9月までに結論 「第1日野小を卒業した子どもは一貫校に入れる保障はあるのか」などの私の質問に区教育委員会は「これから検討する」の一点張り。品川区は小中一貫校の18年開校だけを決め、肝心の問題は「今後検討する」では、問答無用の上意下達の政治と言わなければなりません。 以下、文教委員会の質疑の要旨を紹介します。 沢田…日野中を1km以上はなれた第2日野小に移転すること自体大変な問題だ。第1日野・4日野小に入学した子どもが、中学入学時に「一貫校」に必ず入れると約束できるのか。 富田教育改革担当課長…これまでの学校での説明会同様な意見が出されており承知している。今後、一貫校の学級数や募集をどうするかは検討する、それを踏まえ議会に報告したい。 沢田…一貫校向けの独自のカリキュラムをつくる、としているが、一貫校の中学に入学できたとしても学力差でついていけなない、との不安があるがどうか。検討結果はいつ頃出されるのか。 富田課長…小中完全な一貫校ならば問題はおきない。中学校で新規募集をした場合、中学で入ってきた子どもには一定の時期をおいて、一貫校から上がってきたクラスに入ることになると思う。検討結果は学校選択の時期、 9月頃までに出したい。 沢田…一貫校の影響を受けるのは主に現在就学前の子どもたちだ。 これらの人や同窓生などにも充分な説明をすべきだ。 富田課長…これまで学校に入るお子さんのために町会の回覧板などで知らせてきた。これからも努めて参りたい。 |