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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2002年7月14日発行
第979号


これでもやさしい窓口対応といえますか
5回も窓口に呼び付け
山路議員(公)南質問は事実に反する、というが

 「南議員が一般質問したAさんの例だが、何度も足を運ばせながら生活保護の受付されなかった件の真相はどうか」…公明党の山路議員は7月2日の厚生委員会で理事者となれ合い質問を演じました。住民の声を取り上げる南議員に対し、行政と共同で「うそつき呼ばわり」するようなやり方は、行政をチェックする議会の機能を否定することといわざるを得ません。

やっとの思いで窓口に行ったのに申請書を受け付けてくれない

 南議員は「月8万円の年金では暮らせず何度も区役所まで足を運んだが、区は申請を受け付けなかった」との相談を紹介し改善を求めたものです。小沼福祉事業部長は「Aさんは指摘があったような事実はない。家族内で保護を受けることについての一致がなかった」と全面否定しました。

 たしかに生保を受けることについて息子さんの反対はあったが、息子さんが病気で働けないことを相談員に伝えてあり、それゆえ診断書の提出が求められていました。宮崎(共)議員の質問に小沼部長は「5回窓口にきた」と答弁しています。多くの方は生活保護の申請をする際、思い悩んで窓口を訪れます。それなのに生活保護の申請も受け付けずに72才の病弱のAさんを5回も窓口に呼ぶこと自体、大問題ではないでしょうか。

 病気、失業、倒産などで生活保護が必要な方が急増、親切な窓口対応が求められています。党議員団には「窓口にいったが、ひどい扱いを受けた」こんな相談が相次いでいます。大半の区職員は親切な対応をしていますが、一部の心ない職員の対応(その背景には区の姿勢がある)が相談者につらい思いをさせていることも事実です。あらためて、相談者の身になった窓口対応を願わずにはいられません。

生保などの相談窓口、生活福祉課


普通教室にクーラー設置
財政措置を求める意見書案、議運に提出

 日本共産党は6月26日の議会運営委員会に「普通教室の空調化に対する財源措置を講じることを求める意見書(案)」を提出しました。各党持ち帰りの上、11日の議運で結論を出すことになりました。意見書は小中学校の普通教室の空調施設は補助対象となっておらず、冷房化が進まない要因になっている、として国の財政措置を求めています。