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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2002年11月3日発行
第994号


区・教育委員会に激震走る
小中一貫校内容変更求める署名3500余提出
10月3日、高橋区長に陳情書提出

10月3日、PTA、同窓会などが中心となった「小中一貫校の内容変更を求める陳情書」が3500余の署名を添えて高橋区長に提出されました。陳情書の提出により一貫校計画を推進する品川区、区教育委員会に激震が走りました。

議会にも大きな変化
   丁寧な対応を求める発言

 これまで品川区は、文教委員会で「小中一貫校計画は理解されつつある」と説明してきました。それだけに陳情書提出のショックは隠せません。区教委は陳情書提出を受けて「(関係者に)理解いただけるよう努力したい」と答弁しています。
 議会側でも民主党の土井議員が「陳情を重く受け止めるべきだ」と発言。公明党の堺議員も決算の意見表明で「関係者に丁寧な対応を」と述べました。これにより区議会5会派のうち共産党は計画見直しを主張。民主・公明も丁寧な対応を求めるなど、議会にも大きな変化が生まれています。

決算委員会総括質問
開発の起爆剤を狙ったもの
  沢田…小中一貫校問題で質問

 決算委員会最終日の10月11日、私(沢田)は小中一貫校問題を取り上げました。 質問の内容は(1)公立校におけるエリート教育の問題点、(2)再開発の起爆剤として第2日野小を選んだ問題などでした。

 上の図をご覧下さい。区は三井不動産、大成建設の用地買収を進めていますが、いずれも区と再開発を推進する中心的な企業。800平方メートルの土地を無償提供する東洋製罐はオーバルコート北側にある1ha土地を所有しており開発をもくろんでいるのではないか、との声も聞かれます。
 ゼネコン、大企業の開発のために地元、学校関係者の声を無視し、日野中を移転するとしたら大問題といわなければなりません。