日本共産党品川区議団TOPへ         「沢田英次区議会報告」目次へ

沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2003年1月19日発行
第1004号


際立つ品川の介護保険料
値上げストップ
23区は軒並み1〜2割値上げ

 党区議団の調査によると、12月末現在、品川区以外の区は、軒並み値上げの方針をあきらかにしています。品川区は昨年の決算委員会の中で「第2期(04〜06年)の介護保険料は現行3300円を据え置きたい」と答弁。党区議団の3年間の取り組みが見事に実りました。

共産党議員団の論戦、保険料引き下げ提案、などの努力が実る

 下の表をご覧ください。品川区の保険料据置の方針に対し、近隣区はいずれも1〜2割値上げ。これは23区全体も同じ傾向にあります。「検討中」が数区ありますが、品川区のみが値上げをストップしたことになります。

介護保険近隣区比較

 

介護保険料(基準)

在宅サービス
利用料(14年度)

第1期

第2期

目黒区

3325円

3600円

52.50%

大田区

3070円

3200円

43.70%

港区

3050円

3558円

3356円

55.90%

世田谷区

2976円

3378円

51.90%

渋谷区

3063円

3870円

49.10%

品川区

3300円

3300円

43.0%

 この4年間、党区議団は「23区一品川の介護保険料が高い原因はサービスを過大に見積もったことにある。保険料引き下げは十分可能可能」と追求。3100円に引き下げるよう条例改正提案、予算修正案を提出してきました。
 品川区は「第2期保険料は3438円となるが、積立金(2年分で14億4千万円)のうち3億円を取り崩し、据置きの財源に充てる」としています。
 なお、在宅サービスの利用率は14年度43%と23区の中で最低となっています。