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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2003年2月23日発行
第1010号


都市計画審議会 「小中一貫校」ごり押し
第2日野小…防火地区に

PTAに説明もなく、用地未契約のまま

2月17日 、品川区都市計画審議会は、第二日野小(東五反田2ー11)とその隣接地を準防火から防火地域に変更する案を賛成多数で決定しました。私(沢田)は「PTAなど関係者の合意もなく、用地買収が完了しないままごり押しするのは、決算委員会の答弁にも反するものだ」厳しく批判しました。

議会での次長答弁を覆すもの
問答無用の対応は、最も非教育的

 私の審議会での質疑(要旨)は次のとおりです。

沢田…日野中PTAなど関係者への説明と合意はどの程度進んでいるか。

濱野(助役)…これまで地元の日野中などPTAや町会など繰り返し説明し、合意を得る努力をしてきた。

沢田…日野中のPTA関係者に問い合わせたところ、『昨年以来何の説明も受けていない』と怒りをこめて語っていた。昨年の決算委員会で教育次長は「一貫校計画については今後とも説明しなるべく理解をいただくよう努力をする」と答弁した。今回の都市計画変更は、この答弁を覆すものだ。用地の買収はどの程度進んだか、説明願いたい。
中島街路事業担当課長…5軒の地権者のうち3軒は合意しているが、2件は、理解は得ているが代替地の点で合意に至っていない。

沢田…PTAなど関係者や土地所有者の合意や契約が成立しないまま都市計画の変更はあってはならないことだ。竣工後40年たっていない体育館(寿命80年)をなぜ一貫校に取り込むのか。

濱野(助役)…耐用年数まで持たせると工事に伴い移転場所の確保が必要となる。経済性を考え合築とした。

沢田…80年寿命の半分にも満たないのに取壊しは浪費の典型だ。
 採決の結果、私を除く、委員の賛成(政党の委員では自民、公明、民主、合同)で決定されました。

小中一貫校計画中止求める請願書提出
署名数1109名分(第一次)

19日、「小中一貫校の建設を中止し、その費用で30人以下学級の実現、施設・設備の充実を求める請願」(請願代表者内田ユリコ氏)が区議会に提出されました。署名数は1109名分。2月26日から始まる第一回定例会で審議されます。
 紹介議員には桜井恵子、沢田英次がなりました。