日本共産党品川区議団TOPへ         「沢田英次区議会報告」目次へ

沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2003年9月7日発行
第1032号


正田邸跡地の公園増設で説明会
40名が様々な意見
品川区…「住民合意の下で推進」約束

  先月28日の夜、正田邸跡地(東五反田5ー19、580u)の区立公園建設計画の説明会が開かれました。会場となった第3日野小学校には39人が参加、椅子を追加するほどの盛況となりました。区側は「今後住民の出された意見をもとに図面を書き換える。大方のみなさんの合意のもとに進めたい」と約束しました。

トイレ設置反対が大勢
次回説明会は9月24日

正田邸跡地は、9万2千名余の署名が提出されるなど全国的な保存運動がおきましたが、国は4月中旬には解体を強行、更地としました。品川区は用地の3分の2を2億9500万円で取得。残る3分の1は国から無償譲渡されることになりました。区は「来年三月末には区立公園として完成させたい」としています。
 説明会では、設計を担当する都市計画研究所から計画素案が示され質疑が交わされました。

 素案は@正田邸ゆかりのものをちりばめる。A閑静な地域環境に調和をしたもの、などのコンセプトが示されました。
 参加者からは「なぜ住民の意向を無視して取り壊したのか」との意見が出されましたが、街づくり事業部の岩田参事から「税金として納められ同地を国は競売にかけた。取り壊しについては区はどうこうできる立場ではなかた。国との混乱を長引かせることは好ましくないので区は公園用地として買った」と述べました。
 計画に対する意見として様々だされましたが、主な意見は@観光的なものではなく閑静な住宅にふさわしいものにして欲しい。Aトイレは作らないで欲しい。B公園の管理は地域の住民ボランティアとしてかかわれるようなものにして欲しい、などでした。

 次回の説明会は参加者の日程を聞きながら9月24日に開くこととなりました。