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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2003年12月7日発行 第1043号 |
地域の運動が政治を動かした 待ち望まれた臨海斎場は来年(16年)1月15日にオープンされることになりました。それに先立ち12月2日、区議会として現地視察をおこないました。 売店は障害者団体が運営
臨海斎場は品川、大田、目黒、世田谷、港区が共同出資し建設したものです。大井埠頭の大田スタジアムの南側、品川区との区界にあります。 交通手段はモノレール流通センター駅下車徒歩8分、大森駅東口京急バス大田スタジアム下車0分となっています。 斎場の建物はすでに完成、現在は植栽、舗装などの外溝工事がおこなわれていました。住宅が密集する桐ヶ谷斎場と比べて、敷地面積22500uに地上2階となっており、余裕を持ったつくりとなっています。 利用料は下の表のとおりですが、桐ヶ谷斎場料金の約半分となっています。式場は4室あり、いずれも70席、仕切りをとり倍の広さの利用も可能です。 また、心づけは一切禁止、場内の売店・喫茶は障害者団体が母体となったピュア・サポート(特定非営利活動法人)が運営、喫茶のコーヒーが180円など良心的な価格となっています。
請願採択、都知事への意見書、私の議会での追及が実を結ぶ 臨海斎場は、桐ヶ谷地域の近隣5町会、桐ヶ谷地域の環境を守る会の十年来の運動が、請願の採択、都知事に対する意見書の提出などを実現、政治と行政を動かし実現したものです。 私も運動と結び区議会でたびたび質問。93年の決算委員会では高橋区長より「(公営火葬場建設問題を)区長会に持ち上げたい。私は区長会の役員をしているのでまず役員会に諮りたい」との答弁を得ました。臨海斎場の建設が、集中から、分散に桐ヶ谷地域にとってよりよい環境となるよう期待しています。 |