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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2004年2月8日発行 第1051号 |
2004年度品川区予算案 「保育料を9%づつ3年間、値上げ」…来年度の予算案概要説明が3日、党議員団にありましたが、とんでもない負担増が盛り込まれていることが明らかになりました。 大問題!子育て支援を柱に掲げながら、一方で大幅値上げ 区側は冒頭、予算編成の3つの柱を説明しました。第一は未来を担う子どもと親を支援する。第二は、防災防犯機能を強化する。第三は教育改革をさらに進める、と説明。一般会計1289億円、対前年比0・6%(都はマイナス4%)で積極予算を強調しました。その中身は、乳幼児医療費助成対象を就学前から小学校6年まで拡大などの前進点もあるが保育園保育料を9%づつ3年間27%も引き上げられることが盛り込まれています。 私の質問に区理事者は「保育料の保護者負担を47%から60%に国基準に合わせた」と答弁、9%の値上げで年間6400万円の負担になります。 「子育て支援」を柱に掲げながら大幅保育料の値上げするとは。不況の中、収入の減少など子育ての負担にあえぐ親の実態をどのように考えているのでしょうか。 保育料値上げは、学童保育クラブをすまいるスクールに移行し、全廃の方針に続くもので子どもを育てる親に対する冷たい品川区の姿勢を示したものといわなければなりません。
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