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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2004年5月2日発行 第1062号 |
議員も資料は情報公開制度でとれ! 「議員であっても資料は出せない。情報公開で請求を」…他区では考えられない事態が品川区で広がっています。 21区では、住民への資料提供も「無料」となっている 共産党の中塚議員は「4月13日に開かれた第5回教育委員会に配布された資料(16年度の学級編成、すまいるスクール登録状況など5件)が欲しい」と教育委員会に要求。庶務課長は「資料は出せない。情報公開制度を使って欲しい」とのことでした。 止むを得ず議会事務局を通じて、資料を求めると「教育委員会での配布資料は教育委員の審議のために作成したものであり、原則として情報公開制度の手続きを」と同様の回答がありました。 情報公開制度は1件につき300円の手数料がかかるばかりか「公開の可否を2週間以内に回答する」となっておりとても議会等での追求に間に合いません。なぜ議員が必要な資料を求めるのに300円かけなければならないのでしょうか。 13日の教育委員会は傍聴者がいる公開の場でした。資料を提供で問題となることは何もないはずです。中塚議員は私と同じ文教委員。要求した資料は教育行政をチェックする上で欠かせないものです。 区長は今年の予算委員会での私の質問に「議会事務局を通じれば資料を出す」と答弁。なぜ資料を議会事務局を通じなければならないのか、問題はありますが、それすらも守ろうとしません。21区では議員ばかりか区民の情報公開請求も無料です。 区民の期待にこたえた政治を実現するためにも、品川区の住民ばかりか議員にも資料を出さない、問答無用で進める姿勢を変えなければなりません。
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