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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2004年5月30日発行 第1065号 |
教育委員会…究極の隠蔽体質 「すまいるスクールの図面は情報公開制度でとるように」…党議員団中塚議員の議会事務局を通じて資料提供を求めると区教育委員会(区教委)は情報の提供を拒否。5月21日党議員団の宮崎、中塚、沢田が区教委の古川教育次長に再度、図面提出の申し入れにも根拠を示さずに拒み続けています。 こんなことあってはならない 今回の資料は6月24日から始まる第二回定例区議会での一般質問作成のために要求したものです。質問には鈴木ひろ子議員が立ちますが、質問の一つに「4月に学童保育クラブをすまいるスクールに移行した問題」を取り上げる予定です。すまいるスクールの平面図はすまいるで十分なスペースが確保されているか、など質問に関連した基礎的資料となるものです。 区教委は当初「すまいるの図面はなく出せない」と主張、その後、中塚議員の追及で存在が判明。情報を隠そうとする姿勢はありあり。区教委の言い分は「図面は情報提供すべきものではない。情報公開制度で請求して欲しい」とのことでした。私は「請求された資料の情報提供(無料)、情報公開(1件300円)とする基準は何か」との質問に「基準はなく個別に考える」というだけでした。 議員の任務はを区民の立場で行政をチェックすることです。そのためには情報や資料が不可欠であり、議員に隠そうとするのは議会制民主主義を否定することといわなければなりません。情報公開制度を理由に資料提出を拒み続けるのはあってはならないことです。 他区、資料は議員も区民も無料 23区では品川区と中央区のみ情報公開は有料。区民も区の情報を無料で手に入れることができます。中央区の議員団に聞いたのですが、「議員の資料要求に情報公開でとれというのですか。そんなことはうちではありえない」とのことでした。 学校選択制、小中一貫校、学力テストの成績公開。区教委は議会だけでなく関係者の意見も聞かずトップダウンで施策を進めることが顕著です。最も否教育的といえないでしょうか。 |