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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2004年10月3日発行
第1078号


自民と民主…なんといわれようと
今年も海外調査
不参加議員21人、過半数なのに

 品川区議会は9月24日、海外調査(視察)の参加議員を決める議案「議員派遣の件」を決定しました。議会内6会派中、4会派が不参加を表明している中、自民・区民連合(民主)は採決を強行、今年もスイス、スウェーデンに出かけます。

 私は本会議場で反対討論をおこないました。

海外調査は月19万円の政務調査費を充てるべきだ 沢田反対討論

 今回の海外調査はスウェーデン(社会保障制度)スイス(災害対策など)を目的に期間は12月12日から20日まで。参加議員は自民党が4名、区民連合が3名のみ。共産党や公明党、無所属の会、生活者ネットは不参加を表明しています。

 私は

  1. 99年に『海外調査に関する検討項目および遵守事項』で海外調査にあたっては『緊急性、重要性が明らかになった時のみ実施する』とした決定に反する。自民、区民連合から海外調査を実施しなければならない、緊急性、重要性は明らかにされていない。
  2. 長引く不況のもと生活保護や公営住宅入居相談が急増、一議員70万円、総額740万円の予算は区民の暮らし支援にまわすべきだ。これまで視察参加者から視察にふさわしい提案もなければ、条例提案は皆無だ。
  3. 23区で20区が海外視察を中止している。海外調査が必要と思うなら1議員月19万円の政務調査費を充てるべきだ」と反対討論しました。

 なお、今回の海外調査が実施となったのは不参加を表明した無所属の会4人のうち本田義一幹事長、藤原正則、西本貴子が実施に賛成したためです。


昨年、海外調査前に見送る議長らと記念撮影

今年の海外調査参加議員
  自民…大沢真一、田中豪、築館武雄、本多健信
  区民連合…大西光広、木下史典、高星正利