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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2004年12月5日発行 第1087号 |
自民、公明、区連(民主)区民の願いに背 「30人学級の早期実現を求める請願」が29日の文教委員会で不採択になりました「30人学級実現」は民主・公明がマニフェストで公約したもの。区議会で請願をつぶすとは…。 学力ばかりか出席率まで向上 区側は「生活集団としての学級は40人がよい。学習集団としては少人数の効果があり、品川区はティームティーチング(TT)や習熟度別学習をおこなっており少人数教育はすでに行っており30人学級を行うつもりはない」との説明がありました。 各党議員から次のような意見がありました 自民…学校選択などを通じて先生の目つきが変わってきた。先生 の資質が重要で請願の考え方が違う。 公明…30人以下でやればいき届いたことになるのか。あくまでも 子供を思う先生の指導力が大事だ。 区民連合(民主)…40人よりは30人の方がいいと思っている。し かし、どうしても30人出なければいけないのか。私は、学校長 と教員の熱意が大事で、賛同することはできない。 無所属の会…一律に30人学級がいいかどうか。もっと多い人数い いこともある。現状にあわせた編成を視野に入れたものが大事。 どの発言も正面から30人学級の問題点を指摘できないのが特徴です。 私は次のように述べました。 沢田…30人学級は親と子の願いであり、来年度は45道府県が実施 をする。指導課長は国立教育研究所は、少人数学級の効果はな い、といったが、私自身の山形県の33人学級の調査でも学力 の向上だけでなく、出席率までよくなっている。全国各地の少 人数学級が有効であることを示している。先進諸国で40人学級 を行っているところはない。請願は採択すべきだ。 *審議された請願は保育問題協議会が提出した「一人ひとりの子供たちが大切にされる品川区を求める請願書」で5731筆の署名が添えられています。 ご覧ください。日本の巨大学級。世界の流れは少人数学級
広島大学 二ノ宮教授調査より
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