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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2004年12月12日発行 第1088号 |
八つ山公園通りの横断歩道設置問題 八つ山公園通りの横断歩道設置問題で、公明党の山路良成議員が「決算委員会で強く要請していた」と平成16年11月ニュース」で報じました。しかし、実態は、高さ1mの中央分離帯のフェンスを「渡れないように…」と対策を求めただけでした。 住民の願いに背を向け、成果は「我が物」に。 地域の要求に背を向け 「柵を設けて渡れないよう」要求 問題の横断歩道は、横断歩道をつくる会、八つ山町会、北品川都営自治会などの運動で来年1月末に設置されることになりました。私(沢田)もつくる会の一員として運動に参加、地域での署名、2回にわたる対区交渉、品川警察所への申し入れなどを行ってきました。 山路議員は「強く要請した」というがその実態はどうたったのでしょうか。 昨年10月14日、決算委員会で横断歩道問題を取り上げ「私は都営住宅までの横断歩道を作ってほしいということではない」として「中央分離帯を渡れないように柵をする」ことを求めたものでした。区の岩田管理工事課長は「区としては地元の要望を最優先、信号機つきの横断歩道を求めている」と答弁。山路議員は「私も自治会長から頼まれて信号機つきの横断歩道をお願いした」と発言したのが大まかな流れです。(詳しくは裏面を)
山路議員(公明党)2003年10月14日決算特別委員会議事録より 八つ山公園通りの横断歩道設置に関する質問 ◯山路委員 (略)品川区民の方が駅に行くのに多くの方が渡っているんですが、事故があっては絶対いけないと思うんですね。それで、今警察のほうで渡れないようにしてあるということはお伺いしたんですが、ここは中途半端に渡れるのではなく、もっと高い、渡るのが無理だというような規制をしたほうが、かえって住民の安全を確保できるんではないかと考えているんですが、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。 ◯上野都市開発課長 今、お尋ねがあったのは都営住宅の北側の横断歩道の扱いかと思いますけれども、以前、地元の町会から、設置についての要望を区長あてにいただきまして、区としてもそれを踏まえて警察のほうに申し入れを行ってございますが、警察のほうといたしましては、今ある信号との距離関係からしまして、今ご指摘のところあたりにつくるのは非常に難しいというような話を受けてございます。私どもとしては、そういうご要望があるということは認識しておりまして、また直接所管されていますから、警察署のほうにまた要望などを出していただきたいとは思っているんですけれども(略) ◯山路委員 私は、都営住宅までの横断歩道をつくってほしいということではないんですね。その立っているのが中途半端じゃないですか、どんどん渡っているところがかえって危険じゃないですか、渡れないなら渡れないように、きちんと渡れないように中央分離帯に立てますと、一つはインターシティのほうから横断歩道がありますでしょう。もう一つは、八ツ山歩道橋を通って上空が完成したら、上から駅のほうに行ける。こういう安全対策をやっぱり考えていかなきゃいけないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◯岩田管理工事課長 都市開発課長が先ほど申しましたように、地元の町会の陳情を受けまして、区としてもそのとおりだと、ここには横断歩道が要るという判断をしております。ただ、警視庁本庁との交渉が極めて難航しまして、区としては全責任は警視庁が負うのかということで追及しております。これについては、区としては地元の要望を最優先に、ここに信号つきの横断歩道を設置してほしいということは言い続けておりますので、住民の方も私どもをバックアップしていただいておりますので、ちょっと今柵をすること自体は住民の方の機嫌を損ねる可能性がありますので、様子を見させていただきたいと思います。 ◯山路委員 私も課長と住民の方の相談を、自治会長から頼まれて、信号つきの横断歩道をつけていただきたいことをお願いしたんです。そのお願い、住民の要望どおりにしていただきたいんですが、それまでのことをはっきり交通事故をなくすために地元に徹底するなり対策をつくるなりということなんです。信号つきの横断歩道をだめだということではありません。いまだにつけてほしい、つけてほしいという要望をたくさんいただいております。 |