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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2005年4月03日発行 第1101号 |
首都高速中央環状品川線 来年早々に着工予定の中央環状品川線。東京都は4000億円の事業費のうち1250億円も都財政を投入。公団民営化前に早期着工をめざすことが明らかになりました。 首都高速中央環状品川線断面図 住民の声を無視、環境対策もない品川線計画は見直しを 都は「首都高速道路公団の民営化方針があるため、現状では品川線の建設が遅れる」として都負担を従来方式では都の出資金は約500億円、750億円も増やして建設を促進しようとするものです。 民営化により資産を民間に売るのになぜ、税金投入を増やさなければならないのでしょうか。 下の表は中央環状新宿線の事業費の推移です。当初5200億円が11年後には倍の1兆243億円に増大しています。おそらく品川線もそのようになるでしょう。 東京都は財政難(7兆円の借金)を理由寝たきり手当てや老人医療助成制度(丸福)を廃止など856億円も福祉削りながら品川線には大盤振る舞い、この品川線計画は全国で問題になっている、無駄な公共事業の典型といえないでしょうか。 私は、五反田地域を中心に3万2千人もの計画見直しの声を無視し環境対策もない品川線計画に対し地域住民・専門家による見直しを強く求めたいと思います。 日本共産党は品川線の問題点、今後の運動について交流する「懇談会」を左記のとおり計画しました。どなたでも歓迎します。みなさんの参加をお待ちしています。
中央環状新宿線事業費推移
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