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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2005年5月1日発行
第1104号


首都高速品川線計画見直しを求める懇談会60名が熱い論議
「世論を広げ計画見直し」で一致

4月23日、品川線計画見直しを求める懇談会を開催。西五反田を始め換気塔のできる南品川、北品川、八潮地域から60名が参加しました。「区民に計画の問題点を知らせ、世論の力で計画見なおしを実現しよう」で一致しました。

 懇談会には共産党から秋田都議、ふじた美佳さん、南、菊池区議、大気汚染測定運動東京連絡会の藤田敏夫会長が参加しました。

あきらめずに運動を 実態知れば巨大な力になる

ふじた美佳さんは「都計審を傍聴しましたが3万2千名の署名が出されているにもかかわらず自民、公明、民主は賛成。いずれも請願の紹介議員です。あってはならないことです。皆さんと力を合わせて計画見直しが実現するようがんばります」と挨拶。私は主催者を代表して「がっかり感が広がっているが、環境の点でも、都財政投入(1250億円)の点でも大問題となっている。五反田地域の運動を換気塔のできる南品川、八潮地区にも広げてるなら、計画見直しの可能性は広がっている」と報告しました。

圏央道では百万人署名に取り組んできた

参加者からは「共産党は品川線を中止させるためにどんなことができる、と考えるか」「第一日野幼稚園の子供は40数名の子供のうち12名が小児喘息となっている。品川線により五反田を子や孫に住めない町にしてはならない」「私は北品川2丁目のものだが、この計画をはじめて知った。来年着工というが、事実をまず知らせる必要がある」「北品川5丁目のものだが圏央道反対の運動を10何年かかかわった。100万名署名に取り組み、一人でも多くの人に計画の問題点を知ってもらうよう取り組んできた」など貴重な発言が出されました。

私は「一部の党が『共産党は選挙に品川線の運動を利用している。今日の懇談会出るな』と妨害している。しかし「このような状況を変えるためにも都議選はきわめて大事だ。同時にこの運動は長期の戦いになる。共産党として5月に沿線全体に呼びかけ大規模シンポジュームを開催、全区民対象にチラシをつくるなど取り組みを行い計画を見直しができるまでがんばりたい」と述べました。