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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2006年4月2日発行
第1138号


首都高速中央環状品川線懇談会に70人
環境悪化、不安の声
環境守る住民組織結成を確認

日本共産党品川地区委員会と品川区議団は24日、で「首都高速中央環状品川線計画を考える懇談会を開催しました。会場となった品川第一地域センターには70名が参加。除去装置のない換気塔へ環境汚染の不安、2500億円もの税金投入を懸念する声が相次ぎました。

排ガス除去装置をなぜつけない
許せない!2500億円税金投入


70人が参加した懇談会会場

河野ゆりえ都議会議員(江戸川区選出)は「総事業費4000億円の内半分を街路事業としたため都の支出は500億円から1250億円に膨れ上がった」と批判。私は議員団を代表し、計画の概要、五反田地域で3万2千の署名を集めた運動の紹介、フィルターなしの換気塔が沿線地域に及ぼす大気汚染、などについて報告しました。大気汚染公害訴訟に取り組む尾崎俊之弁護士は「石原都知事がディーゼル車を規制した一方で大気汚染被害者を『国の仕事』と逃げ、品川線など大型道路で悪化させることは許せない」と批判しました。

会場からは「なぜ都は新宿線では排ガスの除去装置をつけながら品川線ではつけないのか」「五反田喘息といわれるがこの地域の窒素酸化物0・07ppmと五反田地域より汚染度が高いのになぜ喘息が問題とならないのか」などの意見が出されました。また「八潮発電所、清掃工場がある上に大井北換気所が計画されている。これ以上の環境悪化をさせないために住民組織を つくる必要がある」の意見が出され、組織をつくることを参加者全体の意思として確認しました。

北品川駅バリアフリー化
エレベーター2基、トイレの改装も

京急北品川駅に2基のエレベーターが設置されます。着工は今年5月連休明け、完成は今年度中の予定です。06年度品川区予算に1300万円を計上されました。

なお、同駅の改札口のスロープ化、多機能型トイレ、エレベーター用の誇線橋設置も同時におこなわれます。