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沢田英次(前区議会議員)2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。 |
2006年7月2日発行 第1147号 |
どうしてこんなに上がったのか 区役所に問い合わせ、抗議殺到 6月8日に区役所から発送された課税通知書、あまりの負担増に「何でこんなに税金が上がったのか」、区役所の税務課窓口には連日、抗議、問い合わせが殺到しています。 私にも上大崎のKさんより「住民税、国保料、介護保険料で3・2倍にもなった」との声が寄せられました。 区役所には問い合わせ殺到 品川区役所の税務課窓口には「計算が間違っているのではないのか」「とんでもない」などの問い合わせ、抗議の声が寄せられています。中には3年前に比べて住民税が13倍に増えた例もあります。 Kさんは年金暮らしの78歳一人暮らし。収入は厚生年金のみで月22万円弱の収入です。下の表をご覧下さい。昨年までは住民税非課税、税額ゼロが今年一気に52800円に、介護保険料は29700円から56400円に、国保料は31340円が91176円となります。 合計で昨年より3・2倍の負担増になります。Kさんは「年金暮らしで収入が上がらないのに、なぜこんなに増税になるのか」口を震わせて怒っていました。
弱肉強食の小泉政治の転換を 、日銀福井総裁、1500万円の儲け 今回の増税は小泉内閣が高齢者、サラリーマンンの増税路線に基づくもの、二〇〇四年度に公的年金等控除の縮小と老年者控除の廃止を決定。〇五年度には高齢者の住民税の非課税限度額を廃止し、定率減税半減を盛り込んだことによるものです。 それにしても村上ファンドの不正取引に日銀の福井総裁が6年間で1千500万円の利益、投資利回りは32・5%、金持ち、大企業にはもうけのためにはやりたい放題にできる規制緩和をおこない、庶民にはゼロ金利、増税・負担増に加え社会保障の連続改悪…こんな政治を一日も早く変えなければと思います。
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