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沢田英次

沢田英次(前区議会議員)

2000年10月〜2006年12月のニュースを掲載しています。

2006年8月13日発行
第1156号


高齢者の負担増、軽減を申し入れ
国に増税中止を求めよ なぜ、区民の声に心を寄せないのか

党区議団は8月9日「高齢者の負担増の中止と区独自の負担軽減策の実施の緊急要望書」高橋区長に提出しました。区側からは、濱野健助役、新見まり企画部長が、議員団からは南恵子団長、中塚亮、沢田の3議員、後藤均党地区委員長、安藤たい作住民運動部長が参加しました。

医療控除・寡婦控除など今ある制度を周知すべきだ

今会の申し入れは、今年から実施された住民税、国民健康保険料、介護保険料の負担増に対し、負担軽減を求めたものです。

  要望書は

(1)高齢者の各種控除の廃止など増税計画を中止を求めること、

(2)区として住民税、国保料の減免措置の拡大すること、

(3)医療・寡婦控除など負担軽減する制度のあることを周知すること、などを求めています。

  濱野助役は(1)国会で議論して決めた負担増を区として意見を言うつもりはない。(2)国の増税分を区が負担すれば財政が破綻する…と冷たい答弁でした。

  私は「税務課の窓口は、問い合わせと抗議の声で殺到している。税金が10倍もの負担増になれば『生きていけない』との声がでるのは当然だ。切羽詰った区民のことをどう考えているのか」と発言。濱野助役は「気持ちは分かるが、区としては激変緩和を国に求めるなど努力はしてきた」と述べました。

「プールの安全点検」も要望
学校、荏文セなど39ヶ所を使用中止

申し入れではプールの安全管理問題の要望書も提出しました。区側の説明によると8月2日にプールの点検をおこない、「荏原文化センターと学校38ヶ所のプールを中止し工事をおこなう。学校プールは出来次第開放するが8月いっぱいはかかる見込み」とのことでした。