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2000年11月26日発行 第89号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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介護保険 日本共産党が条例提案 在宅サービスの利用料を3%に 第4回定例区議会(11月22日〜12月7日) 日本共産党区議団は、十一月二十二日から始まった区議会第四回定例会に「品川区居宅介護サービス利用料の助成に関する条例」の提案を行いました。二十四日の本会議で提案を行い、二十七日の厚生委員会で具体的に審議される予定です。 「在宅サービスの利用料を3%に」
日本共産党の今回の条例提案は、住民税非課税世帯を対象にすべての在宅サービスの利用料10%のうち7%分は区が助成し、自己負担は3%に引き下げるというものです。このために必要な予算は一億七百万円。介護保険の導入により今年度削減された介護予算、二億六千万円の四割程度のもので、財源は十分あります。 今回の提案は、介護保険の予算の執行状況にあらわれた「利用料が重くて満足なサーゼスが受けられない」区民の実態を解消することを目的としたものです。江戸川、千代田区でも 利用料を独自で3%に軽減する自治体が全国で大きく広がっています。その数、三百四十自治体をこえています。二十三区では、世田谷につづいて、江戸川、千代田区が今年中に実施される方向となっています。 品川でも 品川社会保障推進協議会がこの十一月から、「品川区の介護保険料・利用料の減免を求める請願」署名運動にとりくみはじめました。日本共産党も署名運動成功のために、全力でとりくむことにしています。 -------------------------------------------------------------------------------- 具体的な説明
3月までは1400円のサービス利用料。介護保険の導入で利用料は、一気に11倍の15,727円となってしまうため、週2回の訪問看護を1回にへらし最低必要な排便管理のみに削りました。それでも利用料は12,247円。毎週楽しみにしていた車椅子散歩、公園でのリハビリがなくなってしまい、外に出ることのない生活に逆戻りです。 利用料がすべて3%になれば、現在の利用料12,247円が6,451円に。訪問介護を週2回に戻しても、7,459円の利用料となり、現在よりも負担が約5,000円助かります。 |