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2001年9月23日発行 第117号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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第3回定例会で質問 道路拡幅で商店街の片側がなくなる 一本橋地区の工事は住民合意で 区は26号線の開通によって予想される渋滞を解消するためとして、一本橋商店街を中心とした道路を拡幅する計画を発表しました。8月30日に250名が参加して地域の説明会が行われました。片側がつぶされる一本橋商店街には133の個人商店が加盟しており商店街そのものが存亡の危機に立たされることになりました。説明会では住民から「商店街をつぶすきか」「住民の生活はないがしろだ。まず計画ありきではなく、行政はどんな町づくりをするのかイメージを明確にすべきだ」「最初の説明会が最後通告か。事前の話し合いがあって当然ではないか」など行政に対する不信感が噴出するしました。 日本共産党区議団は20日の区議会第3回定例会でこの問題を取り上げ質問します。 住民から出された意見の一つは拡幅工事によって商店街の片側半分がつぶれてしまうため商店街機能も生活も成り立たないというものです。渋滞解消のためといって住民に立ち退きを押し付ければ商店街はつぶれます。長い年月かけて町と商店街をつくり上げてきた関係住民に対して、区の町づくりのビジョンを示し、買収するだけでなくさまざまな町づくりを手法を活用しながら進めるべきと 考えます。 もう一つは住民の意見をよく聞いて、住民合意で進める問題です。「意見は反映されるのか」の質問に区は「都市計画道路の基準があるので意見は聞けない」と答えました。計画通りに道路の拡幅は行うが後のことは知らないという態度は行政がとるべき態度ではありません。住民と一緒に町づくりをしていこうという姿勢こそ行政に必要だと思います。 これからも住み続けたい、営業を続けたい 共産党が実施したアンケートでは、拡幅事業に反対が55%、賛成18%、不安、わからないが27%でした。営業と居住については、今後も住み続けたいが75%、営業を続けたいが88%で、道路計画だけが先行した事業に住民の不安が増しています。 質問は @説明会は住民の求めに応じて今後も開催すべき。 A事業は町づくりの総合的な見地から住民参加で進めるべき。 B一九八〇年の区計審答申は生活・営業・環境に考慮することをうたってい C渋滞改善の見通しは。の4点行います。
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