日本共産党品川区議団TOPへ 「こんにちは鈴木ひろ子です。」目次へ |
2001年10月14日発行 第120号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
||
無料 法律・生活相談会 |
女性はテロも報復戦争も許さない!
10月5日(金)夕方6時、「女性は戦争への道は許さない!テロも軍事報復もノー!国際法にもとづく理性ある解決を」と区内の80名を超える女性たちが集まり、下神明の「タコ公園」での集会後大井町をデモ行進しました。新婦人品川支部・品川母親連絡会・品川民主商工会婦人部・婦民再建品川支部の4団体の呼びかけで行われたものです。 アメリカは8日、ついに世界が憂慮していたアフガニスタンへの報復戦争を開始しました。ブッシュ大統領は「限定的な攻撃」と説明していますが、それで終わる保証はなく、報復とテロの泥沼の悪循環になる危険をはらんでいます。犠牲になるのは子どもであり女性であり一般市民です。すでに長期の戦争と干ばつで数百万人が難民となっているアフガニスタン国民に、さらに大きな苦難を強いることになります。性急な軍事報復ではなく、「法の裁き」による解決をすべきです。 米軍の攻撃開始に対して、小泉首相はいち早く支持を表明し、戦争支援の自衛隊派遣法を審議もそこそこに強行しようとしています。憲法違反の法案には断固反対です。 西大井6の都営住宅の区移管にあわせて 原っぱ公園の向かいにある都営大井伊藤町アパートが老朽化し、区営住宅として建て替えることになりました。それに合わせて1・2階を知的障害者の入所施設をふくめた福祉施設とする計画です。 スケジュールは今年度中に設計作業完了、14年度に住居者の方が荏原市場跡地にできる都営住宅に一時移転、14年度秋から15年度末まで工事で16年4月に開設の予定です。 知的障害者の方の親亡き後の施設は大変切実な、そして緊急の課題です。現在でも230名の方が施設に入所されていますが、区内の施設に入所できているのはわずか30名だけです。他の200名の方は区外、多くは関東近県、遠くは東北地方、北海道、あるいは九州の五島列島など全国各地に入所せざるを得ない状況となっています。現在入所待ちの方は一〇〇名位います。「生まれ育った、住み慣れた品川の地で安心して生活を続けたい」というのは切実な願いです。 今回の施設規模は24時間生活の場となり、作業指導などを行う入所施設が30名の定員、ショートステイが2〜3名、小規模デイサービスが5名程度とのことです。 今回このような施設ができることは大変喜ばしいことです。しかし需要からするとまだまだ足りません。 品川区はこの間東五反田2丁目の第一地区に三井不動産などの大手企業が建てた高級マンションなどに49億円もの補助金をつぎ込んできました。大企業の開発に巨額の税金を使うのでなく、区民にとって切実な福祉施設こそもっともっとつくるべきと考えます。 |