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2001年12月23日発行 第129号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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保問協が16000名の署名添えての 保育施策の改善を求める請願審査で 給食の試食会が全園で再開に! 保育園の「給食の試食は現在休止を支持しております。・・・問題を整理して全園で再開したい」 11月26日の厚生委員会で、品川保育問題協議会から1万6000もの署名を添えて提出された「こどもたちひとりひとりの発達を保障するために保育施策の改善を求める請願」の審議で保育課長が答弁したものです。 @品川の保育・子育てについて公開シンポジウムの開催 A保育園給食の質の確保 B専門職の正規職員を増やして C児童センターの老朽化に対して安全対策を D障害児保育への正規職員の再配置を 試食会は保育園給食の民間業務委託が拡大される中で、父母から切実な要求としてあがっていました。今回、中止されていた「試食会」が再開されることになったのは運動の大きな成果と言えます。 給食調理の業務委託は昨年度5園から始まったものが今年度10園になり、区は来年度さらに拡大するとしています。アレルギー食に対しての対応もそれまでとは大きく変わっています。私は「カロリー、栄養のバランス、子どもの気持ちを考えてできる限りの対応をしていただきたい。また、大豆が食べられない子に塩だけで味付けするのでなく、他のものでできた醤油や味噌の持ち込みも認めて子どもの味覚を育てるべき」と質問。 保育課長は「アレルギー源の除去が基本だが、おかずとして成立しない場合は代替食も行う。本人には目立たないようできるだけ配慮したい。また、作業量等で大きな負担がない限り、持ち込みも認める場合がある」と答弁しました。 また保育課長は、「先生と話ができない」という父母の不安の声に対しても「そういった印象を与えているかもしれない。そういった印象をもたれないよう、今後努力していきたい」と前向きな答弁を行いました。 小沼福祉事業部長請願団体を中傷発言 「正規職員を増やして」の論議で小沼福祉事業部長は、「保育問題協議会はこの30年間ずっと『人よこせ、物つけろ、金を提供しろ』の方針でやってきた。これが変わったらこの運動団体は死滅する。」と中傷する発言を行いました。 私は「父母は、とにかくいい保育にしてほしい、自分たちの子どもが健やかに育ってほしい、その環境をつくってほしいと思い運動をしている。その親の願いを、声を真摯に受け止め、認識を改めるべき」と発言しました。住民の切実な願いを実現させるために運動している団体に対して、このような品川区の姿勢は許されるものではありません。 つきたてのおもちに舌つづみ |