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2002年4月28日発行 第143号 suzuki@jcp-shinagawa.com |
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アルゼンチン 全銀行の業務を無期限停止 高橋区長 理事長辞任で幕引きは許されない 品川文化振興事業団がアルゼンチン債を1億6000万円分購入し損失が確実になった問題で、高橋区長は18日事業団の理事長を引責辞任しました。しかし理由は監督責任のみ。購入に対する反省も区民への謝罪もないままです。理事長辞任だけでは済まされません。真相解明と損失補償をどうするのか、あらためて問われています。 驚くべき区長の発言 19日付けの朝日新聞では区長の「理事長引責辞任」について報じられていますが、区長に発言は驚くべき内容です。記事より紹介します。 記者:理事辞任の理由は 区長:監督責任をとって辞任した。 記者:リスクの高いアルゼンチン債を買ったことに対しての責任は 区長:相談されたら当然止めろと言っただろう。…買ったこと自体は 記者:事業団の基本財産のほとんどは区の出資したものだ。 区長:財団と区は別であり、出資後の資金はもう財団のものだ。 記者:根っこは税金から支出されている。 区長:事業団に区から支出された金を事業団は使ったのであり、 また、18日行われた評議委員会での理事長辞任のあいさつでは「4月17日辞任した。ある政党(日本共産党)のチラシが配られたが内容に間違いが2つある。基本財産も運用財産も税金を投入しているとなっているが、財団が稼いだお金だ。もうひとつは、購入することは違法ではない。手続きが不手際で省略されたもの。監督不行き届きの責任を感じて辞任するもの。税金を投入した責任ではない」と述べました。 |